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「グーグル携帯」登場 iPhoneと激突へ
 米インターネットサービス大手グーグルは5日、独自開発の高機能携帯電話端末「ネクサスワン」を発表した。ネット検索の分野で圧倒的なシェアを誇るグーグルが、一般の消費者向けにハードウエア開発を手がけるのは初めて。今後、次世代携帯端末市場での主導権をめぐって、同じ高機能携帯分野で人気を集めるアップルの「iPhone(アイフォーン)」と激突することになる。
 ネクサスワンは、アイフォーンと同様にタッチスクリーンで操作する方式で、グーグルが無料で提供する携帯用OS(基本ソフト)「アンドロイド」の最新版を搭載する。重さは130グラム。製造は委託を受けた台湾メーカーが行う。
 グーグルは同日、インターネット上にネクサスワンのサイトを開設し、利用者への直接販売を始めた。価格は529ドル(約4万8千円)だが、携帯通信業者のTモバイルUSAとの2年契約付きだと179ドル(約1万6千円)となる。
 カリフォルニア州マウンテンビューの本社で行われた新製品発表会で、グーグルはネクサスワンのコンセプトについて「携帯とウェブとの統合点となることを目指す。アンドロイドOSでどんなことができるのかを示す見本でもある」と述べた。すでに「アンドロイド」を搭載した携帯端末は20種類以上が市場に出ているが、ハード面の開発までグーグルがかかわったのはネクサスワンが初めて。
 高機能携帯端末をめぐっては、従来パソコン経由でアクセスしていたインターネットの利用者の移行を見越して熾(し)烈(れつ)な競争が繰り広げられている。絶大なブランド力を誇るアイフォーンの人気に「グーグル携帯」がどこまで食い込めるか、が注目される。



グーグルのスーパーフォン「Nexus One」ファーストインプレッション(COLUMN)
 カリフォルニア州マウンテンビュー発--Googleは米国時間1月5日、遂に「Nexus One」を発表し、デモを行った。Nexus OneはHTCが設計と製造を担当し、Googleがオンラインストアを通して販売する携帯電話だ。Nexus Oneは現時点では、「Android」搭載携帯電話の中で最も高速である。さらに、本体の厚さもわずか11.5mmで、最もスリムな部類に入る。われわれは、5日午前の記者会見が終わった後、実際にNexus Oneを触ってみた。
 Nexus Oneは非常に頑丈で、がっしりとしている。取り外し可能なバッテリカバーを備えているが、カバーは縁部がきっちりとはまるため、隙間は全く目立たない。一部のスマートフォンのように、カバーに圧力を加えたときにたわむこともない。
 既報の通り、ほかのAndroid搭載機器にはない、Nexus One固有の新しい機能には、2種類のマイクを使用する内蔵のノイズキャンセル機能や、LEDを使うことで、通知の種類に応じてさまざまな色を表示可能な光るトラックボールなどがある。
 HTCの姉妹製品である「HTC Magic」や「HTC Hero」と同様に、Nexus Oneも物理キーボードを備えていない。それを補うため、「iPhone」の「Voice Control」のような、簡単な音声コマンドによって一部の携帯電話機能を起動できる新しい音声検索機能が搭載されている。われわれが少しテストしてみたところ、少なくとも通話発信や道順検索に関しては、全く問題なく機能した。道順検索では、「Google Maps Navigator」を使ったターンバイターンの道案内が起動する。
 Nexus One固有の機能(少なくとも現在は)には、ほかに「Live Wallpapers」がある。これは、ユーザーのタッチ操作や再生中の音楽、ホーム画面内のユーザーの位置などに反応するアニメーション背景だ。Nexus Oneには、「Android 2.1」の一部として、10種類のLive Wallpapersが最初から含まれている。Live Wallpapersがバッテリ持続時間を縮めるかどうかは分からないが、その美しさから考えると、おそらくかなりのバッテリを消費するのではないだろうか。
 ほかにも、ボリュームボタンは本体とほぼ同じ高さになっており、本体背面の金属部分には購入時に刻印してもらうことが可能である。
 総合的に見て、Nexus Oneは素晴らしい小型ガジェットである。少なくとも、今の段階では、そう感じている。GoogleとHTCは2009年のホリデーシーズンに間に合わせることはできなかったが、2010年のスマートフォン市場にとって、これは期待を抱かせる始まりだ。



アップルの携帯向けアプリ配信、ソフト取り込み30億件
 【シリコンバレー=岡田信行】米アップルは5日、多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」など向けにアプリケーションソフトをインターネット経由で配信する「アップ・ストア」のダウンロード(取り込み)件数が30億件を突破したと発表した。アップ・ストアは2008年7月に開始。10万種類以上のソフトをそろえ、アイフォーン普及をけん引している。
 スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は同日発表した声明で「他の携帯機器でできない体験をユーザーに提供することで、競合他社を突き放す」と強調した。
 アップ・ストアはアイフォーンと携帯音楽プレーヤーの上級機種「iPodタッチ」向けのソフトを配信するインターネットサイト。ゲームなど娯楽ソフトからカーナビゲーションをはじめとする実用ソフトまでのアプリケーションの開発用ソフトを無償配布し、開発者が販売価格を決める仕組みを採用している。



モバゲータウン、月間PVが380億に--ソーシャルゲームが牽引
 ディー・エヌ・エーが運営するモバイルポータルサイト「モバゲータウン」のアクセス数が2009年12月、380億6700万ページビュー(PV)に達した。ソーシャルゲーム投入以降、PVが急増している。
 2009年9月ごろまでは月間180億PV前後で推移していたが、10月上旬にソーシャルゲーム「海賊トレジャー」「ホシツク」「怪盗ロワイヤル」を本格投入したことでアクセスが伸びた。ディー・エヌ・エーは2010年1月以降、他社が開発したソーシャルゲームを公開する計画だ。
 なお、他社の状況はソーシャルゲームで先行するGREEが2009年9月時点で234億6000万PV、mixiが10月時点で177億1000万PVとなっている。



ソニーやディズニー、米で3D番組放送
 【ニューヨーク=武類雅典】米国で3次元(3D)映像を使ったテレビ番組の放送が相次ぎ始まる。ソニーなど3社は5日、3D番組専門の24時間チャンネルの設立を発表。米ウォルト・ディズニー傘下のスポーツ専門チャンネル「ESPN」も3D番組の放送を開始する。3D対応テレビは今年のデジタル家電の目玉商品。一連の動きは3D放送普及の起爆剤になりそうだ。
 ソニーや科学・歴史番組に強い米CATV専門チャンネルのディスカバリー・コミュニケーションズ、カナダの映画映写システム企業IMAXが合弁会社を設立。2011年から米国で放送を始める。3社が均等出資し、ソニーはグループが持つ映画コンテンツなどを提供する。「ESPN」は6月からサッカー・ワールドカップの試合や大学フットボールなど人気スポーツを放映する。
 3D対応テレビは立体映像を気軽に楽しめるが、普及には3D映像を使ったテレビ番組やDVDなどの充実が欠かせない。3D番組の広がりは対応テレビ市場の振興を後押しするとみられる。



家電市場、アジアが欧米に並ぶ 米協会10年予測、中国10%増
 米家電協会(CEA)は5日、2010年の世界の家電市場で日本や中国を含むアジアの市場規模が初めて欧米(北米と西欧)と並ぶとの予測を発表した。10年の市場規模は09年比横ばいの6810億ドル(約62兆円)。米欧は需要低迷や価格下落で伸び悩むが、アジアでは好調を維持。電機市場のけん引役がアジアに移る構図が鮮明になる。
 09年は北米と西欧の市場規模は世界全体の39%を占め、日本や中国を含むアジア全体では34%だった。10年はアジアと欧米が36%で肩を並べると予測している。
 国・地域別の10年予想は北米と日本がそれぞれ09年比3%減、西欧が9%減と依然厳しい。一方、中国は10%増と大きく伸び、中国と日本を除くアジアも6%増える。特に液晶テレビや携帯電話、ノートパソコンの需要が堅調に推移するとみている。



<出版社>記事有料配信、100誌が連携 来年実用化目指す
 文芸春秋、講談社、小学館など大手を含む50の出版社が協力し、雑誌の記事をインターネットで有料配信する共同サイトの実証実験が27日から始まる。携帯電話などから雑誌を検索、目次を見て気になる記事だけを読むことができ、11年の実用化を目指す。「記事のばら売り」とも言え、雑誌本体の売り上げを減らす恐れもあるが、雑誌の総売り上げはピーク時の7割近くまで落ち込み、業界にとっては、のるかそるかの挑戦だ。
 「週刊文春」「週刊現代」「サンデー毎日」などの一般週刊誌から、「CanCam」などの女性誌や専門誌まで50社最大100誌が参加する。
 「日本雑誌協会」(東京都千代田区)を中心に1年前から検討を重ねてきた。業界全体の売り上げが落ち込む中で「デジタル化に対応しないと未来はない」との危機感で一致した。昨年8月には協議会を設立。携帯電話事業者や家電メーカー、印刷会社など40社余の関連企業も加わり、課金・決済方法やデータ形式の統一、著作権処理などシステムづくりを進めている。
 出版業界には「インターネットでは映像や音楽に金を出しても、文字情報はただという意識が強い。ビジネスとしては厳しいのではないか」(大手出版社編集者)との声もある。だが、日本雑誌協会の高橋憲治事務局次長は「携帯でテレビや新聞、漫画が読めるようになった今、何もしなければ雑誌はますます売れなくなる。雑誌の輝きを取り戻すため、特徴を生かしたビジネスモデルを模索したい」と話している。



次世代「ニンテンドーDS」に搭載される予定の新機能を任天堂の社長が明らかに
 スマートフォンなどの携帯機器で130時間におよぶ音楽再生やHD動画の再生、1080pのHDMI出力などを実現するNVIDIAの低消費電力・超高性能な「Tegraプロセッサ」をさらに強化した第2世代モデルが搭載される可能性があることも取りざたされている、任天堂の次世代「ニンテンドーDS」ですが、搭載される予定となる新機能を任天堂の社長が明らかにした。
 朝日新聞社が任天堂の岩田聡社長に対して行ったインタビューによると、任天堂は現在マクドナルドの店舗で提供されているニンテンドーDS向け無線LANサービス「マックでDS」と同様のサービスを、マクドナルド以外の店舗でも利用できるようにする意向である。
 また、現在任天堂の社内で開発を進めているニンテンドーDSの後継機種について、岩田社長は「高精細な映像表示や、遊ぶ人の動きを読み取るセンサー機能が必要条件になる」と述べたものの、同機種が2009年にアメリカで過去最高となる売り上げを記録したことなどを挙げて、発売時期については明言しなかった。
 なお、AppleのiPhoneのように携帯電話の回線を利用してインターネットに接続する機能については、毎月料金を支払う仕組みはゲームと相性が悪いとして、ニンテンドーDSの後継機種でも導入しない考えを示したとされている。
 プレーヤーの動きを読み取るセンサー機能というのが、Wiiリモコンのようなセンサーを本体に搭載することで実現するものなのか、マイクロソフトがXbox360向けに開発した「Project Natal」のように、カメラなどを用いてプレーヤーの動きを認識するものになるのかは不明だが、少なくともプレーヤーの動きをゲーム内にリアルタイムに反映させた上で、高精細なグラフィックを処理するためには、高性能なプロセッサが必要になると思われる。
 つまり次世代ニンテンドーDSに搭載されるプロセッサは、NVIDIAのTegraプロセッサの第2世代モデルや、ソニーの次世代PSPへの採用候補として挙げられているイマジネーションテクノロジーズ社のグラフィックチップ「PowerVR SGX543」といった高性能なものになる可能性があるという話は、有り得ないわけではないということのようだ。
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