(~゜Д゜)~♪新聞

ソニエリ、Android 3.0 採用のXperia / PS ゲーム携帯を開発中
 「PSP携帯」のうわさがあるたびに否定も肯定もせずほのめかしを続けてきたソニー・エリクソンから、Androidを採用したゲーム携帯 / 携帯ゲーム機が登場しる。Engadgetが信頼できるソースから得た情報によると、ソニエリが注力するゲーム携帯プロジェクトは新しいハードウェアとソフトウェアプラットフォーム、およびエコシステム(ゲームのDL販売etc) からなり、実際の製品化に向けてすでに開発・プランニングの後期段階にあるとのこと。
 Googleの協力を得て展開される可能性もあり、ソニエリにとっては「ウォークマン携帯」や「サイバーショット携帯」に続く待望の「プレイステーション携帯」として、Android陣営の盟主 Google にとっては、ライバル iPhone / iOS デバイスに差をつけられているゲーム分野で強い味方を得ることになる。
 現在までに得ている情報をまとめると、まずハードウェアについては、「サムスン Captivate と PSP go のハイブリッド」に近いデザイン。つまりタッチスクリーン携帯に横スライド式のゲームコントロールがついた構成です。( "Captivate" はドコモからも登場予定の人気Android携帯 Galaxy S の米AT&Tバージョン)。画面は3.7から4.1インチで800 x 480 またはそれ以上のタッチスクリーン。ゲームの操作は方向キーと△○×□ ボタン、LRボタンのほか、アナログ操作にはPSP的なスティックのかわりに「long touch pad」を使用します。プロセッサはおそらく1GHz 駆動のSnapdragon。未確定ながら5メガピクセルカメラを載せる可能性もある。外見は黒を基調にシルバーのアクセントと、スライドして現れるゲームボタン部分がホワイト / シルバーの配色。現時点ではソニエリの Xperia ブランドと、PlayStation ブランドの両方を備えることになる見込みだ。
 ソフトウェアについては、OSのベースとして Android 3.0 " Gingerbread "を採用しつつ、独自のUIを採用する予定。
 ゲームについては、初代PS や PSP程度のフル3Dゲームに対応。現在のところ God of War や Modern Warfare、LittleBigPlanet といった PS / PSP タイトルの登場が考えられるほか、将来的にはカメラなど携帯電話側のセンサーを使ったARソフトウェアなども計画されている。
 ゲームはAndroid Market のなかに新設されるゲームセクションで販売される見込み。基本的には「PS / Xperia 携帯」用ながら、ボタンのレイアウトや動作条件を満たせばほかのAndroid携帯向けの販売も否定されてはいないようだ。リリース時期については、もっとも早ければ今年の10月にもなんらかの発表がある可能性もあるものの、いまだに確定はしていない。



プロセッサ強化の新型iPad、2011年第1四半期に登場か
 米Appleは人気のタブレット端末「iPad」の小型モデルなど、新型iPadを2011年早くに発売する見通しという。台湾の市場調査会社Digitimes Researchがそう報じている。
 Digitimes Researchによると、新型iPadはARM Cortex-A9ベースのプロセッサと512Mバイトのメモリを搭載し、2011年第1四半期にリリースされる見通し。Digitimes Researchのアナリスト、ミンチー・クオ氏は、7インチモデルのiPadにも同じARM Cortex-A9ベースのプロセッサが搭載されると見込んでいる。
 さらにDigitimes Researchによると、2011年1月には新たにApple TVとVerizon版iPhoneが発売される見通しという。「CDMA対応のiPhoneについては、台湾のPegatron Technologyが2010年12月に大量生産を開始し、米Verizon Wirelessと中国のChina Telecomに供給するとみられている。CDMA対応版のiPhoneは、背面のメタルプレートにアンテナが内蔵された形状になる見通し」とDigitimesのWebサイトには8月9日付で記されている。
 Verizon版iPhoneをめぐっては既に数日前からうわさが流れていた。「この事情に詳しい関係筋の情報からすると、Appleは12月のVerizon版iPhoneの生産工程に合わせて数百万単位でQUALCOMM製CDMAチップセットの注文を行ったようだ。この生産工程は1月の発売に向けたものだろう。そしておそらく、この端末は現行モデルのiPhone 4とほぼ100%同じで、アンテナには絶縁処理が施されることになるだろう」とスティーブ・チェニー氏は8月8日付でTechCrunchにコメントしている。
 このTechCrunchの記事は、現在米国で独占的にiPhoneを販売しているAT&Tが米証券取引委員会(SEC)に提出した新たな書類の内容とも合致している。この書類からは、AT&TがiPhoneの独占販売契約の終了に備えて準備を進めている様子がうかがわれる。「現行の独占販売契約のいずれかが終了すれば、顧客の乗り換えが活発化し、2年契約のポストペイドの顧客が減る可能性もあるが、そうした契約終了が当社の無線部門の収益や連結営業利益率、営業活動による現金収入に大きくマイナスの影響を及ぼすことになるとは考えていない」とAT&Tはこの書類で述べている。
 iPadをめぐっては、小型モデルを準備中とのうわさも流れている。
 MacファンサイトiLoungeの編集長を務める、ジェレミー・ホーウィッツ氏は8月4日付で次のようにコメントしている。「この情報はある程度割り引いて聞いてもらう必要があるが、われわれが入手したのは、2010年遅くから2011年早くにかけて登場するであろうiPodやiPhone、iPadのラインアップに関する、非常に信頼できる関係筋からの情報だ。これらの情報の正確さは、完ぺきではないが非常に高い。Apple製品に関する情報としては、かなり正確なはずだ」
 ホーウィッツ氏の情報筋によると、どうやら2010年中か2011年早くに7インチモデルのiPadがリリースされるという。こうしたうわさが本当かどうかは、いずれにせよ、時間がたてば分かることだ。



Twitterアプリ「jigtwi」のソフトバンクモバイル版が登場
 jig.jpは8月12日、ソフトバンクモバイル版「jigtwi」の提供を開始した。利用料金は無料(パケット通信料を除く)。ソフトバンク端末のS!アプリ対応機種で利用できる(一部機種を除く)。
 jigtwiは、ケータイからTwitterを利用できるアプリ。ドコモ版と同様、上下キーでタイムラインを高速でスクロールできるほか、スクロールし続けることで、過去のタイムラインもスムーズに取得できる。公式RTや複数ユーザーへのリプライ、ダイレクトメッセージ、ツイートのキーワード検索、リスト閲覧、画像の投稿、ハッシュタグの入力補助などに対応している。
 ツイートに含まれているURLから独自ブラウザへアクセスできる機能もあり、パケット料金の上限4410円で利用できる。ただしソフトバンクモバイル版で閲覧できるのは、1回のアクセスにつき1ページのみ。携帯ブラウザからのアクセス数には制限はない。ブラウザは「設定」→「外部URL」から変更できる。
 タッチパネルの操作にも対応しており、画面を上下にフリックしてタイムラインをスクロールしたり、タップしてタイムラインや機能を選択したりできる。横画面の表示はできないが、今後対応する予定。
 ドコモ版との主な違いは以下のとおり。
・ブラウザでアクセスできるのは1ページのみ(ドコモ版は3ページまで閲覧可能)
・横画面表示は非対応
・データフォルダの画像を投稿できない(その場で撮影した写真のみ投稿可能)
・文字フォントのサイズは1種類に固定される
 jigtwiダウンロードサイトへのアクセスは http://jigtwi.jp/ または「Yahoo!ケータイ」→「メニューリスト」→「Yahoo!ケータイ サービス一覧」から。Twitterの公式アカウント「@jigtwi」でもjigtwiの最新情報を入手できる。



Twitter、会員登録なしで携帯からフォローできる新機能 米国で
 Twitterは8月10日、アカウントを登録しなくてもTwitterユーザーを携帯電話のテキストメッセージでフォローできる新機能「Fast Follow」を米国で立ち上げた。
 Fast Followは、「follow [フォローしたいユーザー名]」というメッセージを「40404」番に送信すると、そのユーザーのツイートをSMS(ショートメッセージサービス)経由でリアルタイムに受け取れるというもの。Twitterのアカウントを登録しなくても利用できるため、Twitterに投稿はしないが情報は受け取りたいという人には便利だ。
 この機能は現時点では米国でのみ利用できるが、Twitterはほかの国でも提供するべく携帯キャリアと協力しているという。
 また、既存のTwitterユーザー向けに、SMSでツイートを受信する新機能「SMS alerts」もリリースした。Twitter.comのHovercards(ユーザー名かアイコンにカーソルを合わせると浮き上がってくる小さなウィンドウ)上で携帯電話のマークをクリックか、携帯電話から「on [ユーザー名]」を40404番に送信することで利用できる。



グーグルがテレビ広告強化 米ディレクTV向け
 米衛星放送大手ディレクTVは11日、同社のテレビ広告の一部を米インターネット検索大手、グーグルが仲介することで合意した、と発表した。
 ネット検索広告に収益のほとんどを頼っているグーグルはTV広告事業を強化し、収益源の多様化を図る。一方、ディレクTV側はネット向けの広告主を取り込む狙いがある。
 合意内容の詳細は明らかにしていないが、グーグルはディレクTVが放送しているFOXビジネス、ブルームバーグといった経済専門チャンネルなどの広告を仲介する。
 グーグルは2007年にテレビ広告への参入を発表し、既に別の衛星放送「ディッシュ・ネットワーク」向けの広告も扱っている。



Googleが買収したSlideが持つ魅力とは?
 8月6日、Googleは数々のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上でアプリケーションを手がけるSlide社を買収しました。米国著名ウェブメディアのTech Crunch*の報道によると、買収額は約182億円。
 ソーシャルな分野においてはFacebookにスピード、スケール共に劣る立場であったGoogleも、先月の大手ソーシャルゲーム会社のZyngaへの100億円以上の投資に続き、Slideの買収でさらに勝負に出るようです。今回の記事では、Googleが買収を決めたSlideの魅力、そしてその創業者が歩んだストーリーについてお届けしたいと思います。
 Slideは2005年にサンフランシスコで生まれた非公開企業で、そのコンセプトは「オンライン上で人々を繋げること」。サービスは写真、動画共有サイトとしてスタートし、現在はソーシャルネットワーク上のエンターテインメントアプリ事業まで幅広くビジネスを手がけています。
 Facebook上では最近ソフトバンクとも提携を結んだZynga社と競い合い、その主要サービスは200ヵ国以上で展開され、月間ユニークユーザーは2700万人以上に達しています。
 例えば、同社アプリのTop Friendsでは、Facebook上で自分が繋がっている友達の中で「特に仲の良い人々」をピックアップし、そのリストを自分のプロファイル画面に表示することが出来ます。
 提供するアプリケーションは一見シンプルに見えますが、リリースタイミングや細かい仕組み作り(トップフレンドの動向をリスト化、等々)に関してSlideは秀逸。また、同社はZyngaより2年先にアプリケーション提供を始めていることからSNS上のユーザー動向についてのノウハウも豊富な会社です。
 そのSlideを創業したMax Levchin氏はシリコンバレーで数々の偉業を残してきた生粋の起業家です。1998年、同氏は世界を変えるアイデアを形にするために投資家のPeter Thiel氏と手を組み、後にeBayによって1500億円で買収されることになるオンライン決済サービスのPayPalをスタート。
 現在はSlideのCEOを勤めると同時に、Yelpの会長も勤めています。当時26歳だったLevchin氏も現在は34歳ですが、同氏の信念は当初から全く変わっていません。「確かにPayPalでは大きな結果を残したと思う。でも逆にね、僕が次に始めるスタートアップはPayPal以上にならないと駄目なんだ。
 もしそれが出来なかったら、僕はPayPalを創った過程から何も学ばなかったことになってしまう」そう語ったLevchin氏から、Slideを創業した際の熱い想いが感じ取れます。
 また、PayPal以前に幾度となく失敗をし、どん底を経験した同氏はビジネスで勝つことに全てをぶつけています。「何度も失敗したけどこれだけは止められない。起業を止めたら、自分の存在意義はなくなると思う」、自身の言葉を体現するようにLevchin氏は1日15~18時間は仕事に費やします。
 同氏に率いられ、2008年段階でSlideの企業価値は500億円に達し、強力なチームで急成長を果たして行ったのです。
 今回のエグジット評価額は残念ながらPayPalのレベルには達せず、Levchin氏とっては不本意な結果だったかもしれません。しかし、Slideがこの5年間で作り上げてきたソーシャルなサービス、ビジネスモデル、蓄えてきたユーザー情報はGoogleによってさらに引き上げられるはずです。
 「Googleにとってウェブとは人との繋がりそのものです。それを体現するために私達はよりオープンで、明快で面白い(楽しい!)形で、ユーザーが友達や家族と繋がる仕組みをSlideと共に提供していく」、そうGoogleのエンジニアリングディレクターのDavid Glazer氏は語っています。
 現段階では具体的な製品情報は公開されていませんが、Slide買収を通して、GoogleがFacebookに匹敵するソーシャルなサービスを展開することがさらに現実味を帯びてきました。今後のソーシャルウェブでのスタートアップの誕生、そして成長したプレイヤー達の仕掛けからは目が離せません。



ドコモ、LTE先陣の勝算 電子書籍など急ぐコンテンツ充実
 NTTドコモは12月、国内で同業他社に先駆けて、携帯端末向け次世代高速データ通信規格「LTE」のサービスを始める。光ファイバー並みの通信速度を確保し、高精細な動画を外出先でも楽しめるのが特徴だ。インターネットを多用するスマートフォン(高機能携帯電話)の利用が増える中、データ通信収入を増やして収益基盤を固めるための試金石となる。
 「LTEにはさまざまな可能性が秘められています」。7月中旬、都内で開かれた無線技術の展示会「ワイヤレスジャパン2010」。ドコモは自社ブースでLTEの使用例を披露した。遠く離れた女性2人が携帯電話で通話しながら、事前に録画しておいた動画を一緒に見て、好きなケーキを選ぶという内容。大容量データを手軽に楽しめるLTEの先進性をアピールした。
 ドコモは12月、差し込み型のデータ通信端末を投入、2011年後半には音声通話も可能な携帯電話機を売り出す。データ通信量の多い東京・名古屋・大阪から導入し、県庁所在地などに順次拡大。「5年後に51%のエリアカバー率を目指す」(山田隆持社長)としている。
 当初は基地局整備に10~14年度の5カ年で約3500億円の投資を計画していたが、これを前倒して、10~12年度の3カ年で3000億円程度に変更。10年度は350億円を投じて基地局約1000局を設ける計画だ。
 課題は、高速・大容量といったLTEの強みを生かせるコンテンツをどう充実させるかだ。
 ドコモは今月4日、大日本印刷と電子書籍事業で提携すると発表。今秋のサービス開始を目指す。辻村清行副社長は「電子書籍はLTE時代の重要なコンテンツ」としており、対応の携帯電話機に電子書籍の閲覧機能を搭載する公算が大きい。
 一方、KDDIは12年12月、ソフトバンクは11年ごろ、LTEのサービスを開始する予定だ。世界的に移動通信方式はLTEに統合される見込みで、国内で先陣を切るドコモが先行者利益をどう守っていくかが問われる。
 ドコモは第3世代携帯電話の「FOMA(フォーマ)」を導入した当初、カバーエリアの狭さなどでユーザーから批判を浴びた苦い経験もある。調査会社、MM総研の横田英明アナリストは「サービス開始時には、十分なカバーエリアとネットワーク品質の安定性を確保する必要がある」と指摘している。



「破産」デマや「裏」も──mixiアクセス障害をめぐる狂想曲
 SNS「mixi」が3日にわたる大規模なアクセス障害に見舞われた裏で、ネットではmixiをめぐるドタバタ劇も起きていた。
 「ミクシィが東京地裁に自己破産を申請した」――8月11日深夜、こんなデマがTwitterで拡散した。
 その内容は「日本国内最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) である「mixi」を運営する株式会社ミクシィ(東京都渋谷区)が東京地裁に自己破産を申請したと発表した。負債総額は約56億円。22日に都内で債権者説明会を開く」という、企業の倒産を伝える記事を模した、まことしやかな形だ。
 発信元のユーザーは1時間後にツイートを削除し、「嘘を書いてしまい非常に申し訳ありませんでした」と謝罪したが、すでに100人以上がRT(リツイート)し、広まっていた。mixiの大規模障害の最中だったこともあり、信じたユーザーも多かったようだ。
 一方、あるSNS作成サービスには「裏mixi」が。「mixi避難ネットワーキングサービス」という触れ込みで、障害を伝えるmixiのトップページをもじって「ただいま、アクセスしにくいしやすい状況です」とも。大規模障害以前から存在していた形跡もあるが、タイムリーなだけに「誰が作ったw」「なにこれこわい」と話題になった。
 また、Twitterがたびたびダウンするたびに表示されるクジラのイラストをパロディにしたmixi版イラストがアップされたり、「mixiが落ちたようだな…」という四天王コピペも登場した。
 アクセス障害を受け、ミクシィの株価は下落。障害発生前の10日には45万~44万円のレンジだったが、12日は前日の長時間の障害を受け、前日比1万7000円安となる41万9500円の安値を付ける場面も。終値は前日比1万2500円安(-2.86%)の42万4000円だった。
 2000万会員規模の巨大サイトが長時間ダウンするという、世界的にも異例の事態。ネットでは障害原因を推測する議論が活発に行われるなど、改めてmixiの影響力を実感する機会にもなっていた。



【産経主張】靖国と菅内閣 戦没者を悼む心はどこに
 民主党政権として初めて迎える15日の終戦記念日に、菅直人内閣の全閣僚が靖国神社に参拝しない考えを示した。残念なことだ。
 自民党政権時代、平成18年8月15日に小泉純一郎首相が靖国神社に参拝して以降、首相の靖国参拝は途絶えていたが、一部閣僚は参拝していた。全閣僚がそろって参拝しないのは、菅首相らの発言が影響しているためとみられる。
 菅首相は6月の参院本会議で、「A級戦犯が合祀(ごうし)されている問題などから、首相や閣僚の(靖国)公式参拝には問題がある。首相在任中に参拝するつもりはない」と明言した。仙谷由人官房長官も10日の会見で、「閣僚は公式参拝を自粛するのが、従来の日本の政治の考え方だ」と述べた。
 菅首相や仙谷官房長官が靖国参拝しないのは、それぞれ考えがあってのことだろうが、他の閣僚の行動まで縛ってしまうのは、行き過ぎではないか。
 首相が靖国参拝しない理由とする「A級戦犯」合祀問題は民主党の政策集にも書かれ、靖国神社に代わる無宗教の国立追悼施設の設置を主張している。これは中国や韓国など近隣諸国にのみ配慮し、戦後、戦犯問題に日本自らが決着をつけた事実を無視している。
 昭和28年8月の国会で、「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が全会一致で採択された。これを受け、政府は関係各国の同意を得て、死刑を免れたA級戦犯とBC級戦犯を釈放した。刑死・獄死した戦犯の遺族にも年金が支給された。旧厚生省から靖国神社に送られる祭神名票にも戦犯が加えられ、合祀されたのである。
 靖国神社には、246万余柱の戦死者の霊がまつられている。このうち、213万余は先の大戦の死者の霊だ。国のために尊い命を捧(ささ)げた人たちに対し、国家の最高指導者が哀悼の意を表すことは当たり前なのである。それができないのは異様としかいえない。
 10日の閣議後会見で、参拝しない理由に「近隣諸国の感情」などを挙げた閣僚もいる。閣僚なら外国のことより、まず、遺族や国民のことを考えるべきだろう。
 自民党政権時代も、近隣諸国への配慮から、閣僚の靖国参拝は減る傾向にあった。以前は、首相が閣僚を率いて靖国参拝するのが恒例行事だった。このような光景を一日も早く取り戻したい。
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