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初の「おサイフ&ワンセグ」スマートフォン KDDI(au)が発表
 KDDI(au)は11月下旬以降、基本ソフト(OS)に米グーグルの「アンドロイド」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)「IS03」(シャープ製)を発売する。画面を指で触って操作するタッチパネル式で、従来の携帯メールも利用可能。品ぞろえの強化で、後れを取ったスマートフォン競争でソフトバンクモバイルやNTTドコモを追撃する。
 店頭想定価格は3万円台後半。液晶サイズは約3.5型で、約957万画素のCCD(電荷結合素子)カメラを内蔵。携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」と電子マネーの「おサイフケータイ」機能にも対応した。色はオレンジ、白、黒の3種類をそろえる。
 KDDIは6月にシャープ製の「IS01」と東芝製の「IS02」を発売したが、使い勝手の面でソフトバンクの「iPhone(アイフォーン)」(米アップル製)やドコモの「エクスペリア」(ソニー・エリクソン製)に劣るなどの理由で販売が低迷していた。
 田中孝司代表取締役執行役員専務は4日の発表記者会見で「『1台持ち』にこだわって、これまでの携帯電話の機能をしっかり備えた。秋冬商戦で反転攻勢をかけていく」と意気込んだ。



「Android au」で「反転攻勢」へ IS03で「auの本気度見せる」
 「『au Android』で反転攻勢に出る」──KDDIが10月4日、シャープと共同で発表したスマートフォン「IS03」。12月にKDDI社長に就任する田中孝司専務は、「1台持ちにこだわった」という自信作を手に「auの本気度を見せたい」と意気込む。
 11月下旬以降に発売予定のIS03は、スマートフォンとしては初めておサイフケータイ機能を備えたほか、フルタッチ操作対応の3.5インチ液晶ディスプレイ(960×480ピクセル)、ワンセグ視聴機能、有効957万画素カメラを備える。ディスプレイ下部には、メインディスプレイがオフの状態でも表示可能な「メモリ液晶」を装備。ケータイのサブ液晶のように、時計やバッテリー残量を常時確認できる。
 Flash Lite 4.0搭載によりFlashの表示も可能。OSはAndroid 2.1だが、時期は未定ながら2.2へのアップデートに対応する予定だ。
 「2台持つのはもう我慢できないのではないか。われわれは1台持ちにこだわり、何が必要か詳細に調査した」(田中専務)。スマートフォンが欲しくても、対応機能を考えて従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)と“2台持ち”するか、スマートフォン購入を見送ってきたユーザーに“1台持ち”を決断させる目玉機能としておサイフケータイ機能を装備。電子マネーはまず「WAON」が対応し、「モバイルSuica」が2011年度上期中、「nanaco」が11年中、「Edy」が11年1月に対応する予定だ。
 また同じシャープ製のAndroid端末「IS01」と同様、ワンセグチューナーや赤外線通信ポートやezweb.ne.jpアドレスによるメール送受信、デコメ、Cメールにも対応。緊急地震速報や「LISMO!」や「au one ナビウォーク」など、auのフィーチャーフォンでおなじみのサービスに加え、提携した中国Rekoo Mediaによるソーシャルサービス「サンシャイン王国」などにも対応。田中専務は「ケータイの才能を引き継ぐ革新的なスマートフォン。やっと1台持ちのスマートフォンができた」と胸を張る。
「全社のすべてのリソースを使う」
 社長昇格を発表する先月の記者会見で「KDDIはスマートフォンへの対応が遅れた」と率直に認めた田中専務。IS03の発表会でも「auのスマートフォンは遅れているとよく言われているが、IS03はかなりこだわってきた。日本のユーザーにはあれがなければ、これがなければ……と悩んできて、シャープの協力を得ていいものができたのでは」と話す。
 新たに「Android au」ブランドも設定し、出遅れたスマートフォン市場で「反転攻勢」に打って出る。テレビCMには、陸上短距離で異次元の速さを見せつけたウサイン・ボルト選手を起用、「未来へ行くなら、Androidを持て」とスピード感のある映像で新端末を予告。「全社のすべてのリソースを使ってIS03を知っていただきたい」とダッシュをかける。
 IS03は5日に開幕するCEATEC JAPANに実機を展示するため先行発表。このほかのスマートフォンやフィーチャーフォンの秋冬モデルは10月18日に改めて発表する。そこでは「禁断のアプリを発表したい」(田中専務)という。
 Androidは今後のシェア拡大が見込まれる一方、オープンなプラットフォームだけに差別化が難しいという指摘もある。KDDIの増田和彦コンシューマ事業本部サービス・プロダクト企画本部長は「auのこだわりをどこで出すか検討を進めている。フィーチャーフォンは各社独自のプロダクトだったが、もうそういう時代ではなく、各社とも知恵を絞ってくるだろう」と話し、「auらしさを体感してもらいたい」と18日の発表に期待を持たたせた。



眼鏡なしでも立体映像 東芝が「裸眼3Dテレビ」12月発売
 東芝は4日、専用眼鏡をかけずに裸眼で3次元(3D)の映像を視聴できる世界初の液晶テレビ「3DレグザGL1」シリーズ2機種を、12月下旬に発売すると発表した。想定価格は画面サイズ20型が24万円前後、12型が12万円前後。
 裸眼でも立体映像に見えるようにするため、東芝はディスプレーから角度が異なる映像を人の左右の目に送り出す技術を開発。液晶パネル上に組み込んだ特殊なシートを通して映像を表示することで、視聴者が立体映像と認識される仕組みに仕上げた。
 さらに、見やすい3D映像を実現するため「光線再生」方式を採用。画面から放出される光を最適な方向へ制御し、立体として見える範囲を従来の技術より広げることに成功したという。
 当面、商品化はこの2機種だけだが、5日開幕するアジア最大級の家電国際見本市「シーテック・ジャパン2010」には、56型の裸眼3Dテレビも技術展示。今後、大型サイズの商品化に取り組んでいく。



大日本印刷、図書館向けに電子書籍サービスを開始
 大日本印刷は、全国の図書館向けに、電子書籍の貸し出しに向けた総合的なサービスを開始すると発表した。図書館が持つ固有の資料の電子化のほか、蔵書の検索サービス、出版社からの使用許諾などを包括的に提供する。
 大日本傘下の丸善と図書流通センターが、それぞれ大学図書館、公共図書館向けにサービスを担当し、販売する。図書館からは所有する郷土資料や、貴重書について、「電子化したい」との要望が多く、大日本は今後5年間で500館に導入し、20億円の売り上げを目指す。
 大日本は、蔵書の電子化のほか、グループ会社が保有する学習用の実用書や問題集約5000タイトルを図書館向けに販売する。貸し出し検索サービスも、紙と電子両方で借りられるように新システムを構築する。



シーテック5日開幕 3Dや新世代EVなどデモ体験 15カ国616社参加
 5日に幕張メッセ(千葉市)で開幕するアジア最大級のエレクトロニクス見本市「CEATEC(シーテック) JAPAN2010」の開催概要が4日、発表された。今年は計15カ国・地域から前年を上回る計616社が参加。特に中国からは前年を10社上回る46社が出展する。
 主な見どころとしては、環境型社会実現に向けた日本型の次世代送電網(スマートグリッド)が大きく展示され、次世代型の都市が3次元(3D)映像で疑似体験できるほか、新世代の電気自動車(EV)のデモ体験もできるという。
 シーテックは5~9日の5日間開かれる。主催者の情報通信ネットワーク産業協会などは来場者20万人(昨年は約15万人)を目指しているという。



ユニクロ、9月売り上げ24・7%減で大幅マイナス
 ユニクロが4日に発表した9月の国内既存店の売上高は、前年同月比24・7%減と大幅なマイナスになった。猛暑が続き、秋物の不振だったことが響いた。客数は14・9%減、客単価は11・4%減だった。



環境規制強化「アンチビジネスだ」…経団連会長
 日本経団連の米倉弘昌会長ら経団連幹部は4日、都内のホテルで、松本環境相ら環境省幹部と懇談会を開いた。
 米倉会長は、温室効果ガスの25%削減など政府が検討している環境規制の強化について、「内外に(効率的な経済活動を妨げかねない)アンチビジネスのメッセージを発信している」と述べ、強い懸念を示した。
 懇談会では、経団連側から「(行き過ぎた規制により)国際競争力や地域経済、雇用に影響が出る」との意見が相次いだ。
 これに対し、松本環境相は「日本の技術で、(排出量削減に向けた)世界のリーダーシップをとるべきだ」と述べ、産業界の協力を求めた。
 政府は、温室効果ガスの排出量の大幅削減を柱とした環境規制強化策を検討しており、臨時国会で関連法案を再提出する見通しだ。



ペットブームの陰、増える障害犬…無理な交配で
 ペットブームの陰で障害を抱えた飼い犬が増えている。
 人気種は需要に応じるために近親間の交配を繰り返すなどするためで、動物病院では椎間板(ついかんばん)ヘルニアやアトピー性皮膚炎といった病気の犬の診察がこの5、6年で急増しているという。日本畜犬遺伝性疾患協会=本部・麻布大(神奈川県相模原市)=は、「障害犬のことをもっと広く知ってほしい」としている。
 福岡市城南区の博多人形師、津志田孟さん(68)、直美さん(59)夫妻が飼う雌のダルメシアン「イブ」は、耳が聞こえない。ちょうど10年前、生後1~2か月の時にペットショップで購入した直後に障害に気づいた。そばで掃除機をかけても全く反応しなかったからだ。
 交換してもらうことも考えたが、保健所に引き渡され殺されるかもしれないと思い、飼い続けることに。イブに手の動きを覚えさせ、パーは「待て」、そのまま手を下げると「お座り」、グーは「だめ」、床をたたくとこちらを向く。
 性格はおとなしく、津志田さんの孫を背中に乗せたり、一緒に飼っている猫の体調が悪いと体をなめたりと、すっかり家族の一員だ。「人間の顔を見て求められていることを考えているようだ」と孟さん。直美さんも「家族に幸せをくれた」と感謝している。
 しかし、こうした幸せな犬ばかりではない。2008年度、保健所などに持ち込まれた犬は全国で約11万3000頭。うち約8万2000頭が殺処分された。このうち障害犬の数は把握できていないが、日本畜犬遺伝性疾患協会などによると、珍しい毛色や特長を出すために父犬と娘犬を交配させたり、知識のない飼い主が安易に妊娠させたりして多種多様な遺伝病が広がっているという。
 広島市のNPO法人「犬猫みなしご救援隊」代表で、動物病院看護師の中谷百合さん(48)は、「安易な交配で生まれた売り物にならない障害犬を、うその理由で保健所に持ち込む繁殖家や飼い主もいる」と語る。
 同協会は「遺伝病を避けるための法規制を急ぐべきだ」と指摘している。
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