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GREEモバイル版、ゲーム以外のアプリプラットフォームも開放
 グリーは10月7日、SNS「GREE」のオープンプラットフォーム「GREE Platform」を拡大し、外部の企業がゲーム以外のアプリケーションも構築・提供できるようにした。まずは携帯電話限定でスタート。第1弾として同日、デコメ素材や待ち受け画像などをダウンロードできる「前田敦子アプリ」などを公開した。
 「GREE Platform」は今年3月に始動。まずゲームプラットフォームを開放し、6月に第1弾ゲームを公開した。すでに月間売上高が1億円に迫るゲームも出ており、GREE全体の1日平均のコイン(仮想通貨)利用額は、10月には6月の15倍に伸びる見通しという。
 10月7日からは、ゲーム以外のさまざまなアプリにプラットフォームを開放。まずは、待ち受け画像やデコメをダウンロードできる「小森純アプリ」(アドウェイズ・エンタテインメント)、「大島優子アプリ」「前田敦子アプリ」(サイバード)、レシピ「コウケンテツの簡単レシピ」(IMJモバイル)など10アプリを公開した。
 見た目・使い勝手とも既存の携帯電話向けコンテンツサービスと同様のものも多いが、GREEのメニューからアクセスでき、GREEの「コイン」で決済できるのが特徴。アプリの利用状況を友人に伝えるなど、GREEのソーシャル機能を生かした機能追加も可能になっている。
 GREEでは従来、自社でデコメ配信などコンテンツサービスを手掛けてきたが、プラットフォームをオープンにし、さまざまな企業の参入を促すことで、「われわれが想像できないものを作ってもらえる」と田中社長は期待する。アプリから上がった収益は、ゲームと同様、グリーが3割、アプリメーカーが7割受け取る。
 アプリは順次追加される予定で、占いやデコメなど100種類近くリリースが決まっているという。今後はジャンルを広げていき、買い物や情報サイトなど、さまざまなアプリを使えるようにしたい考え。参入メーカーも募っており、「ゲームメーカーだけでなく、さまざまな企業と協力していきたい」としている。まずは携帯電話限定でスタートしたが、PC版、スマートフォン版での対応も検討していく。
 ゲーム開発者イベント「CEDEC」でもソーシャルゲーム関連のセッションがにぎわうなど、ゲーム業界関係者のSNSへの注目が急速に高まっている。ゲーム以外のアプリでもそういった流れが来ると田中社長は予想。「ゲーム以外のアプリでも成功例を作り、ゲームと同様に広げていきたい」と意気込んでいる。



ヤフーとDeNA、「Yahoo!モバゲー」正式サービス開始
「シェンムー街」、「100万人の信長の野望」を年内提供
 ヤフー株式会社と株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、PC上で動作するソーシャルゲームプラットフォーム「Yahoo!モバゲー」の正式サービスを10月7日より開始した。基本利用料は無料で、各ゲームごとにアイテム課金などの有料サービスが提供される。
 正式サービスでは、9月21日からスタートしているβ版サービスで提供されているタイトルに加え、米Electronic Artsの子会社であるソーシャルゲーム大手Playfishの「レストランシティ」や、株式会社インデックスの「ペルソナ3ソーシャル」など、約70社から100タイトルのゲームが提供される。
 DeNAも自社タイトルとして、「怪盗ロワイヤル-zero-」に続き、同社のモバイルゲームポータルサイト「モバゲータウン」で提供中の「海賊トレジャー」のPC版「海賊トレジャー ANOTHER WORLD」の提供を開始した。
 さらに今後展開を予定している開発中のタイトルとして、株式会社セガの「シェンムー」シリーズ3作目となる「シェンムー街」や、株式会社コーエーテクモゲームスのソーシャル・シミュレーション「100万人の信長の野望」が2010年冬に配信予定であることも発表された。
 またヤフーとDeNAは「Yahoo!モバゲー」の正式サービス開始を記念して、1億円分の「モバコイン」を山分けするキャンペーンを実施する。10月31日までに「Yahoo!モバゲー」に利用登録した全ユーザーが対象となる。



ソフトバンク、3月以外で過去最高となる純増33万超――2010年9月契約数
 電気通信事業者協会(TCA)が10月7日、2010年9月末の携帯・PHS契約数を発表した。携帯電話とPHSを合わせた合計契約数は1億1917万8500で、前月から0.5%の増加となっている。ウィルコムのPHSが苦戦を強いられているが、携帯各社は契約数をさらに伸ばしている。
 NTTドコモは8月の実績よりやや減ったが、10万9400の純増を獲得。ソフトバンクモバイルには大きく水をあけられたが、引き続き純増2位の位置はキープしている。ドコモの10万超の純増は10カ月連続となった。9月は、iモードと同じメールアドレスが使えるスマートフォン向けサービス「spモード」の提供が始まったこともあり、「Xperia」を始めとするスマートフォンの契約が前月よりも増加。解約率も8月より低下したことが純増につながった。
 KDDIも「IS01」や「IS02」などのスマートフォン需要が契約増につながり、9万1400の純増になった。IS seriesの在庫不足が解消され、契約が伸びているほか、デジタルフォトフレーム「PHOTO-U SP01」やCDMAとWiMAXのハイブリッドデータ通信端末などのデータ通信系端末も増加傾向だという。このほか2010年度上半期の期末ということで、法人需要も前月より大きかったとのこと。
 ソフトバンクモバイルは、2009年3月以来の30万超の純増だった。33万2600の純増という数字は、9月としてはもちろん過去最高で、年間を通して最大の商戦期である3月をのぞけば、かつてない規模の数字。引き続き「iPhone 4」が契約獲得に大きく影響している。特に発売直後よりも在庫が潤沢になり、iPhone 4が販売しやすい状況になっていることが大きいという。ケータイ夏モデルも好調だ。
 イー・モバイルもデータ通信端末が好調で6万8500の純増。モバイルWi-Fiルーター市場が盛り上がりを見せており、その中でも草分け的存在である「Pocket WiFi」が契約獲得の原動力となっている。また9月23日まで月額料金が4000円を下回るキャンペーンを行っていたことも影響したようだ。9月中旬にAppleの新型「iPod touch」が発売されたことを受け、新iPod touchとPocket WiFiをセットで販売したことも契約増に結びついた。
 番号ポータビリティ(MNP)の利用状況は、8月とほぼ変わらないレベル。ソフトバンクモバイルが唯一転入超過で7万6100増を記録し、そのほかのキャリアはマイナスとなった。MNP利用者の多くはiPhone 4を利用するためソフトバンクモバイルに転出しているとのことで、ドコモやKDDIから新しいスマートフォンが登場する今秋以降、状況がどう変わるだろうか。
ウィルコムは再び3万超の純減に UQは4万超の増加
 400万契約を割ってなお純減が続くウィルコムは、9月もPHSが3万9500の純減となった。8月にいったん減少ペースが緩んだが、再び解約が増えている。WILLCOM CORE 3Gは4300の純増だが、PHSの解約を補うほどの増加にはなっていない。なおWILLCOM CORE 3Gについては、ネットワークをNTTドコモからソフトバンクモバイルに変更し、10月以降に提供される予定だ。HYBRID W-ZERO3の販売再開も発表された。
 UQコミュニケーションズのUQ WiMAXサービスは4万3400契約増えて累計は33万7100契約になった。



ソフトバンクが「HTC Desire HD」発売へ、15日より予約受付
 ソフトバンクモバイルは、4.3インチディスプレイ搭載で、ソフトウェアプラットフォームにAndroid 2.2を採用するスマートフォン「HTC Desire HD」(001HT)を11月上旬以降に発売する。それに先立ち、10月15日より、予約受付を開始する。
 「HTC Desire HD」は、HTC製のフルタッチ型スマートフォン。9月16日にロンドンで発表された同機種は、ソフトバンクモバイルが取り扱う「HTC Desire」の後継機に位置付けられる。Android 2.2を採用し、4.3インチのワイドVGAディスプレイや800万画素カメラを装備し、HD動画(720p)撮影、DLNA、Flash Player 10.1などをサポートする。1GHz駆動のCPUを搭載するクアルコム製チップセット「Snapdragon」を用いており、オリジナルインターフェイス「HTC Sense 2.0」で、より快適な操作感を追求する。
 ソフトバンクモバイルでは、「HTC Desire HD」を11月上旬以降に発売する予定で、発売に先立って10月15日より予約受付を開始する。



「Verizon、2011年初めにiPhone発売」とWSJ報道
 米Appleは年内に新しいiPhoneを製造開始する計画で、米Verizon Wirelessが2011年初めにそれを発売すると、Wall Street Journalが10月6日に報じた。
 米国では米AT&TがiPhoneを独占販売している。投資家も消費者も以前から、Appleがいつ販売を拡大するかを憶測していた。
 Verizon WirelessとAppleの広報にコメントを求めたが、連絡が付かなかった。
 米Deloitteの最近の調査では、iPhoneユーザーの半数近くが、可能ならばVerizon Wirelessに乗り換えたいと答えていた。Verizon Wirelessは米Verizon Communicationsと英Vodafoneの合弁企業。



CEATEC JAPAN 2010:下り最大9.2MbpsのEVDOマルチキャリア、LTEのデモを実施――KDDI
 EVDOマルチキャリアは、EV-DO Rev.A(1.25MHz幅)のキャリア(データを送受信するための電波)を最大3本束ねることで、さらなる高速化を実現する技術。通信速度はEV-DO Rev.Aの下り最大3.1Mbps/上り最大1.8Mbpsの約3倍の、下り最大9.2Mbps/上り最大5.5Mbpsに向上する。
 ブースでは、EV-DO Rev.AとEVDOマルチキャリア対応機種の2台を並べて通信をするデモを実施している。映像のダウンロード速度はそれほど差が出ないこともあったが、これは同社ブースで展示している「IS03」を多くの来場者が操作していたため。「周りで通信をしているユーザーが多いと、通信速度に影響が出る」(説明員)。一方、画像ファイルを2機種から送信したところ、「上りの通信をしている来場者はほとんどいない」(同)ことから、EVDOマルチキャリア対応機の方がはるかに速く送信できた。
 「EZwebなどデータ量の少ない通信だと、EV-DO Rev.AとEVDOマルチキャリアの差はほとんど感じられないが、容量の大きいデータをやり取りする際には顕著に差が出る」と説明員は話していた。
 EVDOマルチキャリアはauの2010年秋冬モデルの一部機種から対応する予定。「ハードウェアを変えなければならない」(説明員)ため、既存の機種をソフトウェアアップデートでEVDOマルチキャリアに対応させることはできない。また、IS03はEVDOマルチキャリアには対応していない。2010年12月からNTTドコモがLTE対応機種(データ端末)を投入する予定だが、KDDIがLTEを開始するのは2年後の2012年12月。同社はEVDOマルチキャリアをLTE導入までの“つなぎ”と考え、遅れをカバーする構えだ。
 KDDIが2012年12月に商用化を予定しているLTEは、(再編後の)新800MHz帯の10MHz幅を基盤バンドとし、1.5GHz帯の10MHz幅を容量補完バンドとして使う。また、EVDOマルチキャリアの新800MHz帯+2GHz帯にも対応する予定だ。通信速度はドコモのLTEと同じく、下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsを目指している。
 auのLTEサービスは、まずはデータ通信から提供し、音声サービスは当面のところ既存のCDMA2000 1X網で対応する。対応機種について、ドコモはデータ端末から提供する予定だが、KDDIは「音声端末を前提に考えている」とのこと。ただし詳細は未定。またドコモの「Xi(クロッシィ)」のようなサービス名を付けるのかも未定。LTEはCDMA2000 1X網とLTE網を切り替えて利用することを想定しており、対応エリアは2014年度末には、EV-DO Rev.A相当まで拡張する予定。
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