(゜∀゜)人(゜Д゜)ナカマ新聞

スノーレパード、セブン…パソコン新OSは本当に必要?(COLUMN)
 ウィンドウズとマック、両方のユーザーにとって大きな決断の時期が迫ってきた。現在使っているパソコン(PC)の基本ソフト(OS)を更新するか、そのままにしておくかという決断だ。
 これは単純に解決できる問題ではなく、それぞれの状況によって答えは「もちろん」から「とんでもない」まで変わってくる。とくにウィンドウズユーザーにはその傾向が顕著になるだろう。
 新OSのリリースは、そう頻繁に行われることではない。米アップルが愛称「レパード」で知られる前OS「マックOS X」(10.5)を、米マイクロソフト(MS)が「ウィンドウズ・ビスタ」を世に送り出したのはそれぞれ2007年のことだ。
 それから2年、アップルからレパードの後継製品「スノーレパード」が8月28日に全世界で一斉発売された。MSの「ウィンドウズ7(セブン)」も10月22日に店頭に並ぶ予定だ。
 セブンとスノーレパード、両方を使用してみて感じたのは、セブンのほうが前作からの進歩の度合いが大きいということだ。とはいえ、もちろん、これは前作ビスタが問題だらけだったという点によるところが大きい。
 一方でアップルはスノーレパードをあまり重要視していないのか、大きな変化は見られない。
 スノーレパードは最新型マックにプリインストールされた状態で出荷されるほか、29ドルでアップグレードが可能だ。しかしインテル製のチップを搭載したマック上でしか稼働しないため、注意が必要となる。06年以前のマックを使っているユーザーにとってはレパードが最新OSのままだ。
 スノーレパードをデスクトップPC「iMac(アイマック)」やノートPC「MacBook Pro(マックブック・プロ)」にインストールしてみたところ、いずれも所要時間は40分ほどで難なく終わった。データファイルや設定などが損なわれることはなく、プリンターや外付けハードディスクドライブ(HDD)といった外部デバイスも即刻使用可能。主なソフトウエアはすべて問題なく実行できた。
 しかし1点だけ困惑させられた点がある。スノーレパードは旧世代マック用のソフトウエアに互換性を持たせるためのプログラム「ロゼッタ」を自動でインストールしてはくれないのだ。
 ロゼッタが必要となる場面の一つとして挙げられるのが、マックユーザーの多くが愛用するプログラム「MSオフィス」の自動更新だ。とはいえロゼッタを始めとするいくつかのプログラムを省き、残ったプログラムも軽くしたことで、スノーレパードはスリムなOSとなっている。インストール後は、HDDの空き容量が14ギガバイト増えていた。
 また、64ビットOSであるスノーレパードに更新することで、マックに初期装備されていたカレンダーやウェブブラウザー「サファリ」といったアプリケーションがより機敏な動作を見せるようにもなった。
 一方、MSから貸与されたデルのノートPCで1カ月ほど使用したウィンドウズセブンは、「速くて安定的、信頼できる」OSであると報告しておきたい。
 とはいえ、私は今回一切のプログラムやユーザーデータなどを取り除いた理想的な状態のマシンでセブンを体験している。そのため、アップグレードを行うべきか否かという問題は実際にはもう少し複雑なものになる。
 セブンへの移行を検討している層の大半は、ビスタに不満を抱えているユーザーだろう。アップグレードにかかるコストは、現在使用しているビスタのバージョンによって異なる。「ホーム」版が119.99ドル、「ビジネス」が199.99ドル、「アルティメット」が219.99ドルだ。
 MSは、ビスタからセブンへの移行は比較的容易に行えるように設計しているようだ。プログラム、データ、設定などもそのまま残せるという。しかし、今でも数多く存在するXPのユーザーたちにとっては、そうはいかない。
 XPのパソコンにセブンをインストールしたいならば、HDDの中身を一掃する必要がある。現存のプログラムやデータといったものは、外付けHDDなどに一度避難させインストール後に移し直すことになる。
 そのため、もし使用中のXP搭載機がそれなりにうまく作動していて大きな不満もないのであれば、セブン搭載機に買い替える準備ができるまで待つことをお勧めする。そのほうが、悩みの種を増やさなくて済むことだろう。



<東京ゲームショウ2009>24日開幕へ 「PSP go」国内初披露 FF13に注目
 国内最大のテレビゲーム展示会「東京ゲームショウ2009」が24日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕する。11月1日に発売予定の新型携帯ゲーム機「PSP go」が国内で初めて展示され、年末商戦の目玉ソフト「ファイナルファンタジー(FF)13」(PS3、スクウェア・エニックス)も注目を集めそうだ。27日まで。
 今回は、大手ゲームメーカーを中心に180社が出展予定。不況のあおりもあって昨年から約30社減となる。昨年は、「ドラゴンクエスト9」や「モンスターハンター3」などが人気を集め、19万4000人の過去最高を記録したが、今年は4日間で18万人の来場を見込む。
 最大の注目は、携帯ゲーム機「PSP」の“兄弟機”という位置付けの「PSP go」で、日本で初めて直接手に触れられる機会とあって、多くの人が並びそうだ。ソフトでは、世界的な人気ファンタジーRPGの最新作「FF13」が目玉で、さらに「FF14」(PS3・PC)の映像が公開されるのが注目だ。ほかに8年ぶりにシリーズ本編最新作が出る「ときめきメモリアル4(PSP、コナミデジタルエンタテインメント)」や、「龍が如く4」(PS3、セガ)などが人気となりそう。他にも発売前のソフトを体験したり、声優が登場するイベントも用意されている。
 ゲームソフトの展示以外のステージもあり、08年度で人気のあったソフトを選出する「日本ゲーム大賞」の発表授与式(24日)、Xbox360用ソフト「ドリーム☆ライブ2009」のライブイベント(26日)が開かれる予定。
 24、25日は関係者向けのビジネスデーで、26、27日は一般公開される。入場料は一般1200円(前売り1000円、小学生以下無料)。



ロシア、石油輸出で世界1位視野 年内にサウジ逆転も
 【モスクワ=金子夏樹】ロシアが石油関連輸出で攻勢を掛けている。原油と石油製品の輸出量は2009年後半か来年にもサウジアラビアを抜き、世界トップとなる可能性が出てきた。石油輸出国機構(OPEC)の加盟国が減産合意を順守する一方、ロシアは輸出拡大で国家歳入の確保を優先していることが背景。ロシアはすでにガス輸出で世界最大となっており、国際エネルギー市場での存在感が一段と高まりそうだ。
 ロシアは旧ソ連時代の1991年まで原油輸出で世界1位だったが、ソ連崩壊による経済混乱で生産、輸出とも落ち込んだ。2000年に大統領に就任したプーチン氏が新規油田の開発を加速。欧米の技術も積極導入した結果、生産量は大きく回復している。



八ツ場ダム視察の前原国交相、中止を重ねて表明 地元は反発
 前原誠司国土交通相は23日、八ツ場ダム(群馬県)を視察し、事業中止の方針を重ねて表明した。地元自治体の首長は「建設中止をいったん白紙に戻してほしい」(大沢正明群馬県知事)などと反発、予定した住民との意見交換会も開けなかった。国交相は地元の理解を得るまで中止手続きを始めない方針で、八ツ場ダムの問題は長期化する公算が出てきた。



アジア情報の“老舗誌”12月で休刊へ 米ダウ社
 米ダウ・ジョーンズ社は、同社が香港で発行するアジア情報誌「ファーイースタン・エコノミック・レビュー」を今年12月で休刊する決定を明らかにした。英領時代から63年間にわたり、香港を拠点に権威あるアジア情勢の分析を発信してきた同誌だが、「広告収入と読者の減少」(同社の声明)により幕を閉じる。
 1946年創刊の同誌は、香港返還(97年)をはさみ現地の英字メディアが退潮傾向に陥る中で、健闘を続けてきた。2004年には編集部門で人員整理を断行し、月刊誌に移行していたが、採算ラインを回復するには到らなかった。



金融規制、政治主導に当惑 欧州の経済界・銀行
 24日からの20カ国・地域(G20)首脳会議を前に、欧州の経済・銀行界で金融規制強化の副作用を懸念する見方が出始めた。欧州はなお間接金融が主流であり、銀行の自己資本比率規制が強化されれば、貸し渋りを通じて実体経済に影響を与えかねないという指摘がある。銀行幹部らの報酬制限問題を含め、政治主導で進む議論に規制対象の銀行界は当惑する。
 「経営が傾くリスクがあるなら増資してもらうしかない」。メルケル独首相は18日の記者会見で銀行を強く批判した。



【東京新聞社説】
鳩山対中外交 目標実現のテコは何か
2009年9月23日
 鳩山由紀夫首相が中国の胡錦濤国家主席と会談し首脳外交のスタートを切った。「東アジア共同体」を掲げ資源の共同開発を呼び掛けた。中国を動かすには日米関係と対中協力の強化がカギになる。
 気負いは感じられるが、鳩山首相らしい外交デビューだった。
 首相は会談で、中国と互いの立場の違いを乗り越えられる「友愛」の関係を目指すと述べた。
 「東アジア共同体」を目指し、欧州連合(EU)が石炭鉄鋼共同体から出発したことにならい、東シナ海ガス田の共同開発を呼び掛けた。
 東アジア共同体は二〇〇五年末から始まった東アジア首脳会議でも目標に掲げられた。しかし、これまでは共同体を構成する国々の枠組みや主導権をめぐり日中の摩擦が続き議論も下火になった。
 東アジアの繁栄が続くためには、資源や環境はもちろん、金融問題や安全保障でも地域協力を深めることが欠かせない。日中首脳会談を機に共同体をめぐる論議が再び高まることを期待したい。
 大切なのは米国の疑いを招かないことだ。米国は東アジアの共同体構想は自らを排除するのが狙いとして反発を隠さなかった。
 首脳外交を通じ中国以上に米国の信頼を勝ち取ることが首相には差し迫った課題だ。日米関係強化は中国を動かすカギでもある。
 中国は今年中にも経済規模で日本を追い越し国防予算も二十一年連続で二けた成長させている。
 国力充実に伴い、強力な対外姿勢を求める声が党、政府、軍のみならず大衆にも広がってきた。
 昨年六月、日中両国は東シナ海ガス田の共同開発で合意したものの実務協議は一向に進まない。
 国内の激しい反発が原因で、胡主席は会談で「敏感な問題」と語り苦渋をのぞかせた。
 海洋権益への強硬論が強まる中国が空母建造を通じた海洋覇権の道ではなく周辺国との協力の道を進むためにも、日米同盟によるパワーバランスは欠かせない。
 一方で中国に対し日中協力の果実を実感してもらうことも必要だ。円借款は〇七年度、新規供与が終了した。使途や成果に問題はあったが、日本が中国を動かすテコを失ったのは事実だ。
 もはや中国に援助は必要ないが、対等ベースでアジア地域の資源や環境問題解決に貢献する枠組みをつくることも考えられる。
 日中韓首脳会談が開かれる十月上旬の首相訪中では理念や理想から具体論に踏み込んでほしい。
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