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モバゲータウン、ソーシャルゲーム投入で月間PVが1.9倍に--300億PVを突破
 ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営するモバイルポータルサイト「モバゲータウン」の11月のページビューが327億5200万PVに達した。9月のページビュー(174億8300万PV)に比べると、2カ月で約1.9倍に伸びている。
 DeNA広報によると、10月上旬に本格投入したソーシャルゲーム「海賊トレジャー」「ホシツク」「怪盗ロワイヤル」がPVの伸びを牽引しているという。既存のゲームに比べてほかのユーザーと交流しながらプレイする要素が多く、「(一度プレイした後、)時間が経ってからまたプレイする傾向がある」(広報)とのこと。いずれも無料でプレイでき、ゲーム内で使える有料アイテムを販売するアイテム課金制を採用。10月27日には3タイトル合わせた売上高が3億円を超えている。
 なお、DeNAは12月1日よりmixiアプリでも「怪盗ロワイヤル」を配信しており、4日時点で35万人が登録している。また、2010年1月以降、モバゲータウン内で他社が開発したソーシャルゲームを順次公開する計画だ。
 ソーシャルネットワークサービスの月間PVでは、ソーシャルゲームで先行するGREEが9月時点で234億6000万PV、mixiが10月時点で177億1000万PVとなっている。



「pixiv」に投稿されたイラストを使った年賀状を送れる「pixiv 年賀状2010」
 ピクシブは12月9日より、イラストを使ったソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「pixiv」にて、年賀状企画「pixiv 年賀状2010」を開始する。
 ピクシブでは2008年末、pixiv上で手書きのイラストをほかのユーザーに送信できる「pixiv年賀状」を提供していた。pixiv 年賀状2010ではこの機能に加え、オンライン年賀状送付サービス「ウェブポ」と連携した年賀状の送付サービスを提供する。
 ウェブポは住所を知らなくとも、メールアドレスやTwitterアカウントをもとに年賀状を送付できるサービス。今回の企画では、pixiv上で年賀状用のイラストを募集する。ユーザーから投稿されたイラストは、サイト上で公開されるだけでなく、ウェブポのデザインテンプレートとして利用できるようになる。
 また近日中には、住所などを知らないpixivユーザーに対して年賀状を送付できる機能も実装する予定。詳細についてはpixivにて後日公開するとしている。


電子部品各社、タッチパネル事業強化 アルプス電気など
 電子部品各社が、画面に指を触れて操作する「タッチパネル」事業を強化する。アルプス電気やSMKは海外にあるタッチパネルの生産ラインを増設する。日東電工やルネサステクノロジも同パネル向けの基幹部品やマイコンを増産する。パソコンや携帯電話などへの搭載が増え、需要が急伸しているのに対応する。
 アルプス電気は2010年度に、組み立て工程を担う中国の生産子会社、寧波アルプス(浙江省)に、クリーンルームなどが必要な前工程のラインを新設する。現在の主力拠点である長岡工場(新潟県長岡市)は11月までに非正規社員750人を採用し、フル操業が続いている。タッチパネルの09年度売上高は期初予想の2倍の160億円を見込む。



薄型TV、16%値下がり 店頭11月前年比
 薄型テレビの店頭価格が一段と低下している。民間調べによると11月の平均単価(税抜き)は10万1200円で1年前より16.2%下がり、中でも42型や46型の大画面機種の値下がりが目立つ。政府の「エコポイント制度」や家電量販店ごとの独自ポイントも加味すれば、消費者は実質的にさらに2~3割安く購入できることが多く、割安感が強まっている。
 調査会社BCN(東京・文京)が全国の家電量販店の販売データを集計、平均単価の下落率はその前の1年に比べ5ポイント拡大した。平均単価は最も販売量が多い32型が8万4100円、40型が14万5000円、46型が19万8000円となった。



「1千円カット」も洗髪設備を、義務化が加速
 「カットのみ、10分1000円」など低価格を売りものに店舗を増やすカット専門の理容店にも、洗髪設備を設置するよう条例で義務付ける動きが加速している。
 店が全国に広がり始めた2007年以降、条例を制定したのは10県。06年以前の条例化も合わせると19道県となり、宮城、山形両県は開会中の県議会に条例案を提出した。「髪を洗わないのは不衛生」という理由だが、カット専門店からは「営業に支障が出る」と反発の声が上がっている。
 平日の夕方。仙台市のカット専門店に仕事帰りのサラリーマンらが次々と訪れた。「安さが魅力。1、2か月に1度来ます」と、単身赴任の会社員(59)。週末は親子連れも目立つ。宮城県によると、県内のカット専門店は75店。大半に洗髪設備はなく、散髪後はホースで細かい毛を吸引する。吸い切れない分もあり、店員は「早めに洗髪を」と声をかける。
 こうした営業形態に、既存店が加盟する県理容生活衛生同業組合などは今年2月、理美容店には洗髪設備の設置を義務づけるよう県議会に請願した。日野恒雄理事長は「新型インフルエンザが騒がれる中、業界の信用にもかかわる」と主張。県は一般に意見を募り、義務化賛成が多数を占めたため提案に踏み切った。
 カット専門店大手の「キュービーネット」(東京都中央区)は「ホースの口は使うたびに滅菌器にかける。自治体による衛生調査でも基準を満たしている。条例化の本当の理由を知りたい」と反発。仙台市のカット専門店店長(40)は「洗髪すると時間がかかり、客を待たせる。値上げも検討せざるを得ない」と言う。首都圏の別業者は「既存業者の組合の要請を受けた行政による不当圧力」と憤る。
 一方で、理美容店のハサミやくしの消毒状況を点検した千葉県は「カット専門店と既存店に衛生管理上の違いはない」と条例化を見送った。ほかに岩手、大阪など7府県も見送っている。



アイフルへの融資、一部債権者が買い取り要求 消費者金融苦境
 大手消費者金融4社の経営が一段と厳しさを増してきた。アイフルが経営再建を目指して進めている私的整理の一種である「事業再生ADR(裁判外紛争解決)」手続きを巡り、取引金融機関の一部が債権買い取りを要求したことが判明。手続きの成立が難航する可能性が出てきた。武富士は資金繰りを優先して融資を意識的に絞り込む。過払い金返還が重荷となるなかで、収益源となる融資も伸ばしにくいという悪循環に陥っている。
 アイフルは9月下旬にADR手続きを申請し、社員数を半減するなど再建案を実行する見返りに、約70の取引金融機関に債務の返済猶予を要請していた。今月1日に第2回債権者集会を開催。24日に成立の賛否を問う予定だ。


パリ周辺の観光名所、閉鎖相次ぐ 人員削減でスト
 【パリ=古谷茂久】パリ周辺の美術館や史跡で従業員らが人員削減に抗議するストを決行し、閉鎖が相次いでいる。4日はオルセー美術館やポンピドー・センターが閉館。このほかベルサイユ宮殿は、庭園や離宮は入場できるものの本館は休館となった。
 マリー・アントワネットの独房があるコンシェルジュリーや凱旋(がいせん)門の内部、ノートルダム寺院の鐘楼なども閉鎖された。ルーヴル美術館は3日は閉鎖されたが4日は開館した。



鳩山首相の「グローバリズム批判」(COLUMN)
 鳩山由紀夫首相の「グローバリズム」へのあまりに否定的な主張に驚いている。9月、首相に就任する前の論文が「米国発のグローバリズムの行き過ぎを正す」と、世界中で起きているさまざまな困難の原因をグローバル化に押し付けるような書きぶりだったからだ。その後の国会論戦でもグローバル化を批判するような言動がたびたび顔を出した。
 だが、良くないことが起こるたびに「グローバル化のもたらした弊害」と叫ぶのはいいかげんにやめた方がいい。世界経済がグローバル化したのは米国の「市場原理主義」のせいではない。時代の流れの中で起きた歴史的な変化であり、世界のどこに暮らしていても、その影響を拒むことはできない。であれば、まず私たちは「グローバル化を直視すること」を真剣に考えるべきだ。
 「グローバル化という『現象』を嘆き、不幸の責任を負わせるのは簡単だが、なんの問題解決にもならない」。国際通貨基金(IMF)のある幹部は昨年、金融危機が世界規模に拡大した直後、グローバル化の是非を自問してきた私を諭した。
 米国に赴任して2年たち、私は今、改めて米国の底力を実感している。多人種、多民族、多宗教の国である米国では、多様な人間が国外から集まることで「内なるグローバル化」が進み、力の源泉になっている。
 首都ワシントンにある世界銀行本部には、世界各国の料理の並ぶカフェテリアがある。世界中で採用された職員が自国の食事を好きな時に食べられるよう配慮されている。同じスタイルの食堂はシリコンバレーのIT(情報技術)企業にもあると聞いた。世界から集まる優秀な人材が新技術の開発に集中できるよう、食堂は終日営業しているという。
 多様な人材が集まる中からマイクロソフトやグーグル、アップルのような企業が生まれ、「iPhone(アイフォーン)」のような世界的ヒット商品を生み出してきた。技術革新を支える人材の中には、インド系やイラン系など最近米国に来たばかりの移民や、その子供たちも数多く含まれている。パスポート取得者が2割に満たない米国だが、国内で暮らすだけでグローバル化を実感できるところが、この国の強みだ。
 もちろん米国でも、国内雇用を重視する政治家から、グローバル化を拒むような発言が出ることはある。ただ、国全体としては外からの人や技術の流入を歓迎する素地ができている。
 世界一の自動車メーカーになったトヨタ自動車も、かつては日米貿易摩擦で苦しんだ。ところが、工場を米国内に建設し、米国になじもうと努力したことで、今ではすっかり米国民に受け入れられている。米国を象徴する自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が経営破綻(はたん)しても、トヨタたたきを心配するのは日本人だけで、米国人の反応はいたって冷静だった。
 世界では今、グローバル化が想像を超える速度で進展している。そして、20世紀には考えも及ばなかったような変化をもたらしつつある。
 アジアや中南米、アフリカでは、東西冷戦時代には「途上国」だった国々が、冷戦に絡む内戦や政情不安を克服して平和を取り戻し、グローバル化の波に乗り、次々に驚異的な経済成長を遂げている。英エコノミスト誌によると、アフリカの一部の国では、携帯電話の普及が金融取引を活発化させ、経済成長の原動力になっているという。これも通信分野の技術革新と自由化がもたらした変化の一端で、一種の「グローバル化の配当」と言えそうだ。少し前まで電力の供給もおぼつかなかったような地域でも、アンテナを立てれば携帯電話であらゆる情報を入手できる。10年前までは考えられなかったことだ。
 世界中でこうした大きな変化が起きているのに、日本にはなかなか活力が戻らない。「国内格差の拡大」への懸念は声高に論じられるが、世界の変容にどう対処するかを真剣に議論する政治家の声は聞こえてこない。
 「日本は島国だから外の変化に対応できない」とは思いたくない。今や日本人は世界中で活躍し、日本国内には多くの外国人が暮らしているのだから。日本でも米国同様の「内なるグローバル化」で、国の外から活力を注ぎ込むことは可能なはずだ。
 グローバル化は止めようとしても止まらないし、逆に無理に止めようとすれば、活力の源泉を失うことになりかねない。世界のグローバル化を直視することを避け、内向き志向に陥れば、いよいよ日本は世界から取り残されることになる。政治家はもちろんだが、私たち一人一人も、現実を直視し、グローバル化を受け入れる勇気が必要だ。
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