(屮゜Д゜)屮クレクレ新聞

ニンテンドー3DS(仮)は6月にプレイアブル。シャープの視差バリア液晶&3Dスティック搭載?
 「2011年3月末まで」というかなり広い発売時期で突如発表された「ニンテンドー3DS」(仮) について、発表リリースにはなかった続報や任天堂広報コメントが出ている。発表pdfで触れられていたのは裸眼で3D映像が楽しめること、DS / DSi の上位互換機であること、2011年3月末までに発売すること、6月15日からのE3で詳しく発表すること。
 まず朝日の第一報では公式発表の情報に加えて、「シャープが開発した裸眼3D液晶パネルを採用すると見られ」の一文と3D液晶の概説が加わっている。ここで触れられているのは携帯電話でたまに採用されている視差バリア式3D液晶。光の進行方向を制御することで左右の目に異なる映像を届け立体にみせる技術。メガネが要らない一方で目までの距離 (角度)が一定しない大画面には向かず、携帯電話やゲーム機など使う距離がある程度固定されている機器に向くのが特徴。シャープでは視差バリアにもう一枚の「スイッチ液晶」を用いることで視差式3Dと高精細2Dの切り替えができるパネルを販売している。
 また、やや遅れて掲載された日経の記事では、任天堂発表にない非公式情報を詰め込み気味に多数掲載している。いわく、「3次元的な操作ができるスティック」や「攻撃や衝突の動きをプレーヤーに振動で伝える部品」を採用。「3次元的な操作」の「的」からしてよく分からないが、これは単に押し込みができるアナログ2軸スティックなのか、あるいはさらに新しい入力部品かもしれない。振動についてもどんな振動子を採用するのか、たとえばタッチ画面下においてフィードバックなのか否かも不明。任天堂はこれらの操作方式について昨年末に特許を取得したとされている。
 日経の未確認情報はこのほか「画面は4インチ以下になる」見込み、「加速度センサー」は検討中、「通信速度や電池寿命も大幅に向上させる」見通し、など。面白いことに、3D表示方式やディスプレイについては情報がない。さらにNYTの記事では、E3での発表では概要だけでなく実機をプレイアブル状態で用意するという任天堂広報のコメントを引いている。妙な時期の妙な発表の理由はいろいろと深読みができそうだが、6月にプレイアブルならば秋か年末にはまた争奪戦が楽しめることになりそうだ。



【3DS発表】「ゲームプレイでの革新がライバルからの模倣対策に重要」アナリストMichael Pachter氏
 「ニンテンドー3DS」の発表について、ゲームアナリストとして著名なWedbush MorganのMichael Pachter氏は「単なる3Dディスプレイだけではなく、ゲームプレイでのブレークスルーが必要だ」とコメントしる。
 Pachter氏はまず裸眼で3D映像を楽しめるという点について「3Dメガネを使わない立体視ディスプレイがどのような技術なのかちょっと私には理解できません。もしそれが簡単に実現できるのならば、なぜサムスンはメガネが必要なHDTVを発売するのでしょうか。任天堂が素晴らしい技術を開発したのか、何かしらのギミック的なものを利用するのか、ちょっと見てみないと分かりませんね」とコメント。
 そして続けて「任天堂が非常に大胆な戦略を取ってくるというのは非常に興味深いことです。しかし携帯機での立体視は、それを実現するのが容易であっても、それがもし本当に革新的であれば尚更、Appleのような企業が真似をしてくるのは間違いありません。DSのような本当の意味でのゲームプレイの革新がなければ既存のDSを置き換えるという以上の意味を持たせることはできないでしょう」としています。
 どのようなハードであっても、それを活かすゲームが大事というのは今回のラウンドでも変わらない。



【3DS発表】任天堂が3D立体視ゲームの引き金に…EEDARアナリスト
 昨日発表された新型DS、EEDARのJesse Divichアナリストは、DS市場に新たな息を吹き込み、iPhoneやPSPなどのライバルの携帯機との差別化という意味で大きなアドバンテージを獲得するものになると話している。
「どんなハードでもそうですが、特に任天堂のデザインする新しいハードはサードパーティコミュニティにとって刺激的なものです。3D立体視はまだ新しく、標準的な存在とはなっておらず、その面でのリスクは確かにありますが、任天堂はいつも上手くやってきました。3D立体視だけでなく、性能が向上することも大きなニュースです」
「任天堂は3D立体視のゲームが普及する大きなきっかけとなるでしょう。任天堂がこの分野を認めたことで、3D立体視のゲームは流行になるでしょう。”流行”という言葉はネガティブな要素も含まれますが、私はそうではないと思います。Wiiを単なる”流行”と言った人も沢山いますが、任天堂はそれによって莫大な利益を得ました。そしてそれは5年も継続しました。今回もそうなる可能性はあるでしょうね」
 また新しい技術は海賊版を防ぐ意味合いも大きいと言う。「海賊版はいわゆる”イタチごっこ”です。このゲームをリセットするには新しいアーキテクチャの新しいハードを導入する以外にありません。物理的なカートリッジを採用する以上、このゲームに終わりはありません。が、最初の数年の間は被害を軽減することくらいはできます」



ニコ動、Webラジオ「ニコラジ」開始 携帯からも聴取可能
 ニワンゴは、「ニコニコ動画(9)」のライブ配信サービス「ニコニコ生放送」で、4月5日からWebラジオ番組「ニコラジ」の無料配信を開始する。毎週月曜日~金曜日の22時から1時間の帯番組として配信する。
 「ニコラジ」は、「みんながニコニコする、画も楽しめちゃうラジオ」がキャッチコピー。ニワンゴによれば、「ニコニコ『動画』でありながら『ラジオ』のスタイルを取り入れ、曜日別のテーマで音声中心に番組をお送りする」という。
 視聴画面にはスタジオ風景やFlashアニメなどの1枚絵を表示。また、番組中には出演者のトークに合わせた画像、コーナーの合間にはアーティストのプロモーションビデオなども挿入される。ただし、番組自体は「音声のみでも十分楽しめる内容」としている。
 このほか、視聴画面上部の運営コメント欄を通じて、ユーザーのコメント投稿やユーザー同士のコミュニティ化も促す。番組への投稿は、コメントに加えて、メールによる募集も実施する。
 PC版の視聴にはFlash Playerを使用。事前に予約すれば配信終了後でも番組を再生できる「タイムシフト機能」も利用できる。このほか、「ニコ生モバイル(仮)」に対応した携帯電話からも番組を聴取できる。



米スプリント、今夏「WiMAX」携帯発売
 【ラスベガス=清水石珠実】米通信3位のスプリント・ネクステルは23日、次世代無線技術「WiMAX」に対応した高機能携帯端末を今夏に発売すると発表した。米国で次世代無線向けの端末が発売されるのは、今回が初めて。同社は、米アップルの「アイフォーン(iPhone)」を独占販売する業界上位のAT&Tなどに顧客を奪われており、次世代の通信速度に対応した端末の投入で対抗する。
 台湾の携帯メーカー、HTCが製造した新機種の名前は「HTC EVO(イーボ) 4G」。スプリントによると、通信速度は現在の第3世代(3G)方式より最大で約10倍速く、動画やゲームなどをより効率良く楽しめる。WiMAX通信網が確立していない地域では、自動的に3G方式に切り替わる。
 携帯用OSは、米グーグルの「アンドロイド」を搭載。画面を指でなぞるタッチスクリーン方式で操作する。価格は未定。



「TOKYO1週間」「KANSAI1週間」休刊、講談社 ネットなどで逆風
 講談社は24日、隔週で発行しているエンターテインメント情報誌「TOKYO1週間」と「KANSAI1週間」を6月8日発売号で休刊すると発表した。インターネットによる情報収集に押され、部数が落ち込んでいた。
 「TOKYO」は平成9年11月、「KANSAI」は11年3月にそれぞれ創刊し、主に首都圏、関西圏の若者に行楽やグルメ情報を提供してきた。創刊当初はそれぞれ33万、35万部を発行していたが、最近は7万8000部、8万部と低迷していた。
 同社広報室は「インターネットなどメディア環境の激変と、読者のライフスタイルの変化により、やむなく休刊を決めた」と話している。



ソニー、電子書籍リーダーを値下げ iPad対抗か
 米ソニーが4月3日から、電子書籍リーダーの一部モデルの価格を引き下げる。同日に発売されるiPadへの対抗策とみられる。
 値下げの対象となるのは最も安価な「Pocket Edition」。199.99ドルから169.99ドルへと30ドル値下げされる。
 Pocket Editionは5インチディスプレイを搭載したポケットサイズで、片手で操作できる。タッチスクリーンは搭載されていない。



サンディスク、32GバイトのmicroSDHCカードを出荷開始--日本での発売は追って発表
 サンディスクコーポレーションは、32Gバイトの携帯電話向け「サンディスク microSDHCカード」を米国および欧州のeコマースサイトで出荷を開始したと発表した。
 世界最大容量のmicroSDHCカードとなる。希望小売価格は199.99ドル。日本での発売や価格は未定で、決まり次第発表するとしている。



米タイムワーナー、MGM買収に名乗り 欧米メディア
 【ニューヨーク=米州総局】経営難に陥っている米名門映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)の買収に米メディア大手タイムワーナー(TW)が最大の買い手として名乗りを上げたことが明らかになった。欧米メディアが23日、関係筋の話として報じた。MGMは37億ドル(約3300億円)の負債を抱え、業績低迷が続いていることから身売りを検討していた。
 TWのほか、カナダ発祥の独立系映画・テレビ番組制作会社ライオンズ・ゲート・エンターテインメント、ロシア生まれの資産家が率いる投資会社アクセス・インダストリーズも買収を検討。応札価格は12億~15億ドルで、TWが最大の15億ドルで買収を狙っているもようだ。



【東京新聞社説】
オバマ医療改革 悩める超大国の『変革』
2010年3月24日
 国民皆保険に道を開く医療改革法案が米下院を通過し、オバマ大統領最大の公約が実現する。払った代償は大きいが、「国のかたち」をも問う歴史的一歩を踏み出した成果を評価したい。
 「これはアメリカ国民にとっての勝利だ」-。医療改革法案の下院可決後、オバマ大統領が述べた言葉に、歴史的達成感がにじむ。
 先進国の中で、国内総生産(GDP)比16%という最高の医療費を費やしながら、国民の六人に一人が無保険者という数字が米国の医療事情を象徴する。医療機関、製薬、保険会社が提供する高価な医療サービスと、その負担に耐えられず無保険化していく低中所得者層、その医療現場の悲惨な実態は、映画などでも紹介され国際的波紋を広げた。
 今回の医療改革法案の軸は、既存の低所得者向け公的医療扶助制度(メディケイド)の適用対象を拡大する一方、低中所得者層を中心に保険加入を可能にする補助金、税額控除を導入する点だ。四千六百万人とされる無保険者の三千二百万人を救済できるとされる。
 国家建設の理念を個人の自由と責任に置く米国では、保守勢力から「社会主義的」と批判されがちな国民皆保険制度は終始不評だった。クリントン元政権時代の挫折は現政権のトラウマでもあった。
 共和党勢力との交渉は熾烈(しれつ)を極めた。当初の目標だった公的保険導入は早々と消え、代わって「保険取引所」を新設し、民間保険会社の競争を通じて安価な保険提供を図る実験的な方法に止(とど)まった。
 四年後の本格実施から十年間で九千四百億ドル(約八十五兆円)とされる財源は、高額保険商品や高額所得者に対する増税、無駄の削減で賄うとされるが、現実的な裏付けが十分とはいえない。
 今後最大の懸念は、土壇場でオバマ氏が自ら演じた力ずくの政治手法だ。「米国の融和」とは裏腹の強引な議会戦術は、共和党との溝を決定的にした。秋の中間選挙を控え残されたしこりは大きい。
 高い代償を払いつつも、オバマ政権は歴代政権が実現できなかった国民皆保険制度の実現に道を開いた。複雑なテーマを平明に語る説明能力と、一貫した高い理念があってこその成果だ。
 国際社会で、黒白が単純に割り切れるテーマは稀(まれ)だ。核軍縮やイスラムとの対話もしかりだ。米国が内政で示した変革が、国際社会の変革でも通じるか、真価が問われるのはこれからだ。
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