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孫社長「ツイッターを使ってどうお金をもうけるか?そんなものは小さい」 
 ソフトバンクモバイルは18日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で携帯電話の最新「夏モデル」に関する発表会を行った。孫正義社長は「ツイッターの使えない日本の政治は間違っている」などと語り、ツイッターの可能性を強調。同社が出資する動画サイト「ユーストリーム」をアジア各国で展開し、「アジアナンバーワンになりたい」と語った。一問一答は以下の通り。
 --「ツイッター」のソフトが一般の携帯電話にも搭載される。子どもが使えないよう、フィルタリングをかけることはあるのか
 孫社長「ツイッターがフィルタリングされるなら、世界中のひとから笑われる。大人と学生がコミュニケーションができないナンセンス(無意味)なことは許してはならない。コミュニケーション革命に対する、神に対する冒涜だと思う」
 「だいたい、今回(今夏)の参院選で、ツイッターが解禁されないのは世界の笑い物になる。誰が反対しているんだ。お金がかからないもっともクリーンな選挙になる。選挙運動でお金がかかるから疑惑が出てくる。根っこを絶つには、選挙にお金がかからないようにすべきだ。ツイッターを使えない日本の政治が間違っている」
 --一般の携帯電話をツイッター対応としたことによる収益への貢献は?
 孫社長「ツイッターを使ってどうお金をもうけるか。そんなものは小さい。いずれカネはついてくる。ツイッターで多くの人がつながり、新しいコミュニケーション革命がひろがり、ツイッターをしたいならソフトバンクだね、とファンが集まってくる。いつのまにか事業全体につながる」
 --ソフトバンクの現行の携帯電話回線(3G)では、インターネットのデータ通信速度に毎秒300キロビットの上限があると思う。今回の新機種も、規制がかかっているのか?
 「それは確認しないとわからない」
 --最新機種の型番に「Z」という新しいものがあったが
 孫社長「中国製の携帯も今回、われわれのラインアップに加えた」
 --合弁法人「ユーストリームアジア」について具体的に教えてほしい。ソフトバンクのアジア戦略は
 孫社長「ユーストリームアジアは日本でしっかり立ち上げ、順次、他のアジアの国々にサービス提供を広げたい。どの国に、というのは検討中。基本的にアジアの国でモバイルインターネットを広げたい。アジアナンバーワンになりたい。さまざまなサービスの提携を広めるということだ。ひとつひとつの具体的な会社、時期などは準備が整い次第。今は検討中」
 --ソフトバンクショップで、ツイッター講座を開くなどの予定はあるか
 孫社長「全部のお店とはいかないが、ツイッターやアイフォーン、ユーストリームの講習を行えるように検討したい」
 --業務提携した米ツイッター社に対する今後の支援策は? 資本提携まであるのか?
 孫社長「現時点において、米ツイッター社を応援したいと思うが、資本提携については現在まだ、そんな話し合いはしていない」
 -一般の携帯電話とスマートフォン(高機能携帯電話)との棲み分けは
 孫社長「基本的に一般の携帯もスマートフォン化していく。逆にアンドロイドだとか、そういうものが一般の携帯に進出してくるところもある。双方が近づいていくと思う」
 --無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」の接続ポイントは今後どれぐらいまで増やすか?
 孫社長「場所は増やしたいが、目標は差し控えたい。都心だけでなく、郊外にあるような店にも続々と広げていきたい。(スターバックスコーヒーなど)集客がふえると賛同いただいたチェーン店が増えている」
 --ユーストリームアジアの具体的な展開は
 「日本なりのコンテンツを続々と増やしたい。例えば、音楽アーティストやイベントなどが行われる際、われわれがチケット販売するなどビジネスモデルにつなげていきたい」
 --アイパッドの予約停止について感想は
 「世界中で大変な人気で、予約の受付を開始して、事実上3日で予定台数を完売したという状況ではないかと思う。世界中でアイパッドの予約はいったん停止になっている。製造台数が時間の問題で追いつくと思うので再開できると思うが、時期についてはわれわれとしてはコメントできない。それぐらい大変な人気」
 --今回、一般携帯にツイッターのソフトを搭載したが、今後はユーストリームのソフトを搭載する予定は
 「いずれやりたいと思う。ソフト開発の作りこみが、スマートフォンと違って難しいが、いずれやりたい」



Yahoo!ケータイのブラウザが仕様改定、Ajaxなどに対応
 ソフトバンクモバイルは、Yahoo!ケータイのブラウザに新機能を搭載する。2010年夏モデルにおける対象機種は944SH、945SH(945SH G)で、Ajaxなどに対応する。
 今回のブラウザ(ACCESS製)の仕様改定では、1回当たりのファイル読み込みサイズが300KBから、最大500KBへ拡張される。また、Flash Lite 3.0をサポートし、ページ内での戦略Flash動画再生が可能になる。JavaScriptにも対応し、いわゆるAjaxで構築されたページが利用できるようになる。また、タブブラウザ機能も用意され、テキストで構成されたリンクからタブで新しいページを開いてアクセスすることもできる。
 18日の発表会では、Ajax対応ページやFlash動画ページが用意されておらず、実際に体験することはできなかったが、21日には同社の携帯コンテンツ開発者向けサイトで、仕様が公開されるとのこと。詳細は今後明らかにされる見込みだが、担当者は「ソフトバンク独自の、特別な仕様はない。NTTドコモのiモードブラウザ2.0に沿った形」と説明していた。



バッファロー、ドコモ3G網対応WiFiルータ「ポータブルWi-Fi」を開発
 バッファローは5月18日、NTTドコモ2010年携帯夏モデルの発表を受け、NTTドコモのFOMAネットワークで使用できるモバイル無線LANルータ「ポータブルWi-Fi」を開発したと発表。5月25日にバッファロー、NTTBPが合同で詳細を発表する。
 Portable Wi-Fiは、ドコモのデータ通信向け料金プラン「定額データプラン」のスタート割引キャンペーンに対応する機器として展開し、PC、iPadやiPhone/iPod touch、スマートフォン、携帯ゲーム機などの無線LAN機能を搭載する機器を、ドコモの3G網や公衆無線LAN環境を共有してインターネットに接続できるのが特徴。3G/公衆無線LAN/自宅のADSLやFTTH回線をシームレスに切り替える機能も備える。



ドコモ、「定額データプラン」の割引キャンペーン――発売予定のモバイルWi-Fiルータにも適用
 NTTドコモは6月1日から9月30日まで、データ通信端末向け料金プランとして提供している「定額データプラン」の割引キャンペーンを実施する。
 キャンペーン期間中に2年間の継続利用を条件に定額データプランに新規加入すると、1年間、月額利用料の上限が1575円割り引かれ、上限4410円/月で利用できる。
 なお、ドコモは同社端末の取扱店で、NTTブロードバンドプラットフォームとバッファローが共同開発したモバイルWi-Fiルータを販売する予定。ドコモの3G網に対応する、このモバイルWi-Fiルータについても「定額データプラン」の割引キャンペーンを適用するとし、ユーザーはドコモ網を使ったWi-Fi経由のインターネット接続を上限4410円/月で利用できる。
 モバイルWi-Fiルータは3Gと無線LAN、光回線に対応し、無線LAN対応の端末を最大6台まで接続可能。バッテリーの連続動作時間は、通信時で6時間、待受時で30時間。



動画サイト躍進、テレビの脅威に SBが夏モデル発表会をライブ
 ソフトバンクが、インターネット動画配信サービス「Ustream(ユーストリーム)」を多用している。同社は1月に米ユーストリームに18億円を出資。5月に日本語版サイトを立ち上げ、18日には携帯端末の夏モデル発表会を生中継した。
 原則無料の動画サイトは、本家の米ユーチューブの1日の視聴が20億回を突破。国内でもニワンゴが運営する「ニコニコ動画」が、広告収入の増加などで2010年1~3月期に黒字化するなど躍進しており、既存の放送メディアには大きな脅威となってきた。
 ユーストリームは、07年3月に一般向けがスタートした動画共有サービス。元々は戦争中にイラクに派兵された友人たちのために実家の家族とのコミュニケーションツールとして生まれたという。パソコンだけでなく、高機能端末のスマートフォンで手軽に視聴できるほか、「Twitter(ツイッター)」などとも連動し、視聴者が参加できるのも特徴。
 世界で月間5000万人以上が利用し、米国ではオバマ大統領が選挙時に活用したことで知られる。
 ソフトバンクは今年1月にユーストリームに約2000万ドル(約18億円)を出資し、同社株13・7%を取得。さらに11年7月までに追加出資し、出資比率を30%強まで高め、グループの傘下に収める方針だ。
 「ユーストリームは、誰もが映像を生放送でき、放送局になれる画期的なものだ」
 ソフトバンクの孫正義社長は、出資の意義をこう強調。自ら情報を発信するメディア企業への飛躍という新たな“野望”を鮮明にしている。
 出資を受け、同社は本社内に映像編集スタジオを開設するなど日本市場での本格事業展開に向けて準備に着手。2月には、決算発表の模様を生中継。さらに、5月14日には、総務省「光の道」構想をテーマに、孫社長の主張に反論するジャーナリストの佐々木俊尚氏との5時間にわたる対談を放映。“男泣き”して、話題を集めた。
 18日の夏モデル発表会でも、孫社長は「ユーストリームとツイッターを組み合わせた新製品の発表は世界でも初めてだ」と胸を張った。
 動画サイトでは、米ユーチューブが、1日の視聴が米3大ネットワークの倍近い20億回を突破したと発表したばかり。ニコニコ動画も、広告収入が好調だ。
 動画サイトの躍進は、既存のメディアにとって広告出稿が流出するだけでなく、ソフトバンクのような大口の広告主が自ら情報を発信する動きが広がれば、大打撃を受けるのは必至だ。



「Wii」で健康づくり 任天堂が米心臓協会と連携
 任天堂は17日、心臓に関する世界的な権威である米心臓協会と協力、同社の家庭用ゲーム機「Wii」を活用して米国人の健康増進の取り組みを進めることで合意したと発表した。
 同協会の調査では、米国人の多くは定期的に運動する時間がなく、「運動が楽しくない」と考えている人も少なくないことが判明。効果的に楽しく運動ができるようなテレビゲームソフトの開発などで協力する。
 トレーニングと健康管理ができるソフト「Wiiフィットプラス」とゴルフなどのスポーツゲームが楽しめる「Wiiスポーツリゾート」ソフトについて、心臓協会は今夏からロゴの使用を許可、健康増進に役立つ効果があるとアピールする。共同で情報提供サイトも立ち上げた。



ソニー・グーグル・インテルがネットテレビを共同開発か
 【ニューヨーク=山川一基】ソニー、米検索大手グーグル、米半導体大手インテルの3社が、インターネットを使って動画などを楽しむテレビを共同開発する見通しになった。英経済紙フィナンシャル・タイムズが報じた。米国などではネットを通じて動画を見る人が増えている。今後のネットテレビの技術で主導権をとる狙いとみられる。
 同紙によると、19日から米サンフランシスコで始まるグーグルの開発者会議で発表する見通し。グーグルが基本ソフト(OS)の「アンドロイド」、インテルが省電力の中央演算処理装置(CPU)「Atom(アトム)」の技術を持ち寄り、ソニーはテレビの画像や音声などの技術を提供する。



パピレス、iPad向けに電子貸本サービス 蔵書6500冊以上
 電子書店運営のパピレス(東京・豊島、天谷幹夫社長)は18日、電子書籍の貸出サービス「電子貸本Renta!」を米アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」向けにも始めると発表した。28日のiPadの国内発売に合わせて、実用書やコミックなど6500冊以上を提供する。
 閲覧料金は1冊105円から。会員登録や月額利用料金は無料で、特別なソフトは必要としない。
 インターネット上に保存したソフトや情報を使う「クラウドコンピューティング」型サービスで、iPad経由で借りた本をネットに接続した別のパソコンや端末でも見ることができる。同社では提供冊数を1年後に1万冊以上に拡大する計画だ。



通話や通信でマイルが貯まる「JALマイルフォン」
 JALグループの日本航空インターナショナルと、インフォニックス、KDDIの3社は、携帯電話サービス「JALマイルフォン」を開始する。5月18日よりWebサイトで販売し、6月1日よりサービスを開始する。申込にはJALマイレージバンクに入会している必要がある。
 最大の特徴は、携帯電話の利用料金に応じてJALマイルが直接貯まること。利用料金(税抜き)3000円未満の場合は100円ごとに1マイル、3000~7999円の場合は100円ごとに3マイル、8000円以上の場合は100円ごとに5マイルが付与される。加えて、クレジットカードの「JALカード」で支払う場合には、100円ごとに最大2マイルが追加で付与される。ただし、端末購入代金やEZ WINコース月額使用料、バリューサポート月額使用料、事務手数料、国際通話料などはマイルの対象とはならない。
 JALマイルフォン専用のポータルサイトとエンタメサイトも用意される。オリジナルのアプリとして、専用の待受アプリ「JAL MILE PHONEデスクトップアプリ」や、そこからワンクリックでアクセスでき空席照会や予約などに対応した「JAL MILE PHONEポータルアプリ」が無償でダウンロードできる。エンタメサイトでは、飛行機エンジン音などの着ボイス、景色や飛行機などの待受画像、飛行機映像やCMなどの動画、デコメの絵文字やテンプレートといったオリジナルコンテンツも提供される。



営業利益2・3倍 「ドラクエ」「FF13」大ヒットでスクエニ
 ゲームソフト大手のスクウェア・エニックス・ホールディングス(HD)が18日発表した2010年3月期連結決算は、売上高が前期比41・7%増の1922億円、営業利益が2・3倍の282億円と大幅な増収増益を記録した。
 昨年発売した主力ゲームソフト「ドラゴンクエスト9」や「ファイナルファンタジー(FF)13」が大ヒット。売上高、営業利益ともに03年4月のスクウェアとエニックスの合併以来の過去最高を達成した。
 経常利益も147・1%増の278億円で過去最高。最終利益は50・1%増の95億円で、05年に子会社化したタイトーののれん代償却などで179億円の特別損失を計上したことから過去最高の更新はならなかった。
 昨年7月に発売したドラクエ9は今年3月末までにシリーズ最高の国内出荷426万本を記録。また、昨年12月に発売したFF13は今年3月末までに世界で550万本を出荷した。スクウェア・エニックスHDの松田洋祐取締役は同日の会見で「主力の両ソフトが予想を超えるヒットになった」と話した。
 11年3月期の業績予想は、売上高が前期比16・8%減の1600億円、営業利益が29・2%減の200億円、最終利益が26・2%減の120億円と、前期の反動で減収減益を見込んでいる。



「非実在青少年」規制反対派がシンポジウム、宮台真司教授らが問題点を指摘
 東京都の青少年健全育成条例の改正案をテーマにしたシンポジウム「どうする!? どうなる? 都条例――非実在青少年とケータイ規制を考える」が17日夜、東京都内で開催された。
 今回の条例改正に反対している明治大学准教授の藤本由香里氏と弁護士の山口貴士氏が代表を務める「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」が主催し、全国同人誌即売会連絡会が協賛、コンテンツ文化研究会が協力した。両氏のほか、同条例案に反対する漫画家、有識者、出版関係者をはじめ、PTA関係者や都議会議員、携帯サイトの認定業務を行うモバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)などが登壇し、規制の問題点などを指摘した。
 会場となった豊島公会堂は、800席ある座席がほぼ埋まり、立ち見の人も出るなど、関心の高さがうかがえた。
 首都大学東京教授の宮台真司氏は、青少年の健全な育成を妨げ、犯罪を助長するものを防ぐとの目的で「非実在青少年」表現を規制しようとしていることについて、学術的な根拠がないと指摘する。宮台氏によると、とりわけ日本では社会的法益を目的とした法律などが議論される際にこうしたメディアの悪影響論が持ち出されるが、「メディアが直接、暴力性や性的変態性を形成することはない」という。影響は与えものの限定的であり、「引き金を引くだけ」と宮台氏は表現。その引き金が引かれる際に親しい人などがそばにいるかどうかで影響は大きく異なるとし、「対人関係に保護されずにメディアに接する環境が問題」と説明した。
 そこで主流の学説では、メディアの受容環境の整備こそが重要で最善策だとしていることを紹介。表現規制は、その最善策ができない場合の緊急避難としての次善策だとし、「最善策の努力なくして次善策に飛びつくのは、行政の怠慢」と批判した。
 なお、宮台氏も青少年を守りたいのは当たり前のことで、条例改正案の反対派もみな同じであるとコメント。青少年保護という目的はいいが、「手段はそれでいいのか?」と疑問を投げかけた。
 漫画家としては、竹宮惠子氏、山本直樹氏、うめ氏、有馬啓太郎氏が登壇してコメント。また、BL作家の水戸泉/小林来夏氏も登壇し、大阪府でのBL作品規制にも触れた。同氏は、若い読者がいることは認識しているが、読者がBLの性描写を受けて性的に逸脱するとは考えられないとして、悪影響論に疑問を投げかけた。また、東京都の条例改正案が成立していないにもかかわらず、3月の時点で出版社から注意書を受け取り、同氏の作品について少年が登場するシーンについて自粛するよう依頼があったことも公表。東京都は規制表現ではないと説明しているが、現場ではすでに萎縮効果が出ているなど混乱している現状も訴えた。
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