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アップルの本日の新発表モデルは買いなのか? 怒涛の4製品を速攻レビュー!
 まずはしっかりとファーストインプレッションで見定めよう!
 わりと当たっていた大予想もあれば、大ハズレしてしまった憶測もあったわけですが、ところで皆さまは本日のアップルの発表でリリースされる数々の新製品を買いに走られますか? いきなり予約がスタートしたモデルなんかもあるので、ちょっと急いで詳細をチェックして、本当に買うべきかどうかを見定めたいんだよねって、カリフォルニアの発表会場で実際に製品を手にした各メディアからの速攻レビューの特集をお届けいたしましょう。ここは財布のヒモを緩めるべきなのか、果たして皆さまの判断やいかに?
 
 トップバッターにやって参りましたのは、非常に大きな進化を遂げたiPod touchですよ。8GBモデルならば、お得に229ドルと2万円台前半から入手可能とあっては、速攻ダッシュしてでも買わねば...と、もう居ても立ってもいられなくなってしまった方もおられるのではないでしょうか。
 ここ最近はiPhone 4をイジリっぱなしだったという方であれば、最初に抱く感想は「とにかくiPod touchは薄くていいよな」っていう好印象ではないでしょうか。残念ながら、3G通信機能を搭載した新モデルの発表は見送られてしまったものの、おかげでiPhone 4よりもスリムなデザインは健在ですよ。それでいて、美しくなったRetinaディスプレイ、A4プロセッサへのパワーアップ、前面と背面へのデュアルカメラ搭載まで成し遂げてきたことを考えますと、ちょっとiPhone 4は図太すぎるんじゃないって声まで聞こえてきそうですね...
 Ars Technicaが絶賛しているのは、iPod touchでも、iPhone 4のキラー機能としてデビューした「FaceTime」ビデオ通話への対応を果たしてきた点ですよ。電話番号がなくっても、メールアドレスベースでFaceTimeをサポートしていますね。新たにiPod touchとしては初めて搭載されたカメラでは、背面と前面のどちらのカメラでも動画と静止画の両方が撮影可能です。iPod touchで720pの動画を撮れるようになったのはうれしいですよね。
 むむむ、もはやiPod touchはケータイ機能のないiPhone 4として最強のバージョンアップに成功したのか? そんなベタ誉め状態ではありますけど、抑えておくべき死角となりそうなポイントだってあります。Wiredのファーストインプレッションレポートをご紹介しておきますね。
 iPod touchの新モデルにデュアルカメラが搭載されるようになったことは大いに評価できるものの、そのカメラにはiPhone 4と全く同じものが搭載されたのではないことを覚えておかねばならない。たとえば、アップルが公開した製品仕様のページを見てみると、iPod touchの背面カメラの解像度は960×720ピクセルで、要は1メガピクセルレベルに過ぎない。これはiPhone 4の背面カメラが5メガピクセルであることと比較して、非常に大きなギャップである。iPod touchは両方のカメラがVGAの解像度で静止画を撮れるレベルにとどまることを銘記しておかねばならない。
 なるほど。iOS 4.1から超美しくナチュラルなハイダイナミックレンジのHDR撮影機能が加わりますけど、iPod touchのカメラとiPhone 4のカメラは大違いだってことを覚えておかないといけないってことですよね。ちなみに理由ははっきりとしませんし、あくまでも今回の速攻レビューでのみ確認された点ですけど、なぜかiPod touchのFaceTimeは、iPhone 4のFaceTimeよりも高速快適な使用感でもあったようですよ。やっぱりiPhone 4よりは格段に安いわけだから、かなり買いなのかもしれませんね~
 お次はホイールをなくしてスモールサイズになったiPod nanoに注目してみましょう。なんか発表当初は、えっ、もしや...という気になる噂も流れたんですよね。
 まずはファーストインプレッションにふさわしいBoing Boingの速攻レビューですけど、とにかく小さくキュートなデザインになったことを大絶賛です。もっともイメージしやすい例えとして、いつもパソコンで叩いているキーボードのキー4個分を正方形に並べたよりも小さいかもしれないって表現が出ていますよ。うっかり飲み込んじゃわないようにねって注意書きまでしてあります...
 Engadgetには、かなり小さく薄く軽くなっているため、マルチタッチ対応のスクリーン操作に慣れるまでは時間がかかるって指摘も出ていますけど、いざコツをつかめたら、この小ささでも快適に使いこなせるように工夫されてもいるみたいですよ。さすがにこのスクリーンサイズなので、写真をピンチ操作で拡大表示するのではなく、ダブルタップでズームになるようですね。時計のアプリがついているのもうれしいポイントでしょうか。スピーカーがないのでアラーム機能の搭載は見送られたそうですがね。
 さてさて、こちらがiPod nanoのユーザーインターフェースのコレクション画像ですけど、あれれれれって思っちゃった方はおられませんか?
 しばらくiPod nanoを触ってみて、これはiPhoneと非常に似通ったインターフェースになっていると驚くに違いない。たとえば、アプリのアイコンをしばらくホールドしてタッチしていると、あのiPhoneでおなじみのアイコンが長押しすると震えだす状態になり、自由に移動してレイアウトを変更可能だ。
 もしやこの新しいiPod nanoにはiOSが搭載されているのではないだろうか? その疑問を期待して抱くことになるだろう。もしそうであれば、iPod nanoをJailbreak(脱獄)して、次々と好みのアプリを入れていくなんて夢のような使い方ができるかもしれない。
 そうWiredはファーストインプレッションで綴ってくれていますよ。おぉ、これが本当ならば、かなりiPod nanoを面白く使い倒せるんじゃないでしょうか! だって、iPhoneやiPod touchの4分の1サイズでiOSが走るデバイスの初登場ですよ...
 ただ、残念ながら、まだ喜ぶのは早かったようです。Ars Technicaからは、こんな速攻レビューが届いていますね。
 はっきりとアップルの広報担当者に尋ねてみたのだが、iPod nanoのOSは、まるでiOSのように見えるデザインに仕上がってはいるものの、iOSが搭載されているわけではないことが判明した。したがって、iOSで動作する各種アプリをiPod nanoに同期してインストールするといったことは不可能である。
 う~む。これがiOSを動かせるiPod nanoだったら、さらに絶対に買わねば指数がアップしたんだけどなぁ。ただ、アルミボディーのデザインに一体化したクリップもいい感じですし、カメラなしでもiPod nanoは十分に惹かれるモデルだって評価の人も多くなりそうですよ。
 さて、お次は懐かしのボタンが復活したiPod shuffleの速攻レビューでございます。...といきたいところだったのですが、今回の一連の発表の中では、もっとも地味でベーシックな新製品でもあるので、ちょっとまだ大したファーストインプレッションレポートも出ていないようでした。Engadgetが端的にまとめていますように、この小ささでクリックホイールを搭載してきたのは素晴らしいが、とりわけそれ以上に特筆すべきポイントはないとの評価に尽きるのかもしれません。まぁ、この5000円を切る49ドルという安さは最強でしょうけどね~
 最後になりましたが、日本での当初の発売は見送られているのが残念でなりませんけど、これまた小さく進化したApple TVを取り上げておくことにいたしましょう。
 今回のデモンストレーションの通りであるならば、人々のApple TVへの評価は非常に高いものになるだろう。ストリーミングのスピードは十分に速いし映像もクリアーで美しい。各種操作のインターフェースの速度も満足できるものだ。アップルは、このスピード感ある仕上がりのクオリティーと帯域のバランスを取るためには、(1080pのフルHDではなく)720pの選択肢にせざるを得なかったと述べているが、これならば不満は出ないかもしれない。
 そうEngadgetの速攻レビューは伝えていますね。Wiredのファーストインプレッションでも、映画やテレビ番組のレンタル購入および視聴は快適でスピーディーだと高評価のようです。インターネット接続機能も統合されているので、Flickrで音楽を流しながら写真のスライドショーを見るのも手軽でよいと紹介されていますよ。アルミボディーのリモコンもカッコいいと合格点をもらえていますね。
 ちなみにBoing Boingは、iPod nanoと同様に、もしやこの新Apple TVにもiOSが搭載されているのではって期待を一瞬ふと抱いたようなんですけど、アップルの広報担当者に完全否定されたことを伝えてくれています。iOSを搭載する「iTV」の夢は打ち砕かれちゃったようですね。あと、今回の新モデルで残念なポイントといたしましては、レンタルストリーミングの全面採用により、ストレージ容量の心配なんかがなくなり、魅力のスモールサイズを実現できてはいるものの、やっぱりお気に入りの作品はコレクションとしてローカルに保存しておきたいっていうユーザーの根強い希望があるでしょうから、そのあたりのバランスの取り方が問題になってくると指摘されていますよ。
 ところで、大胆にローカル保存を廃した新モデルの登場で、これまでApple TVでコンテンツを購入ダウンロードして使い続けてきた既存のユーザーはどうなってしまうのでしょうか? 以下はArs Technicaによる詳細レポートでございます。
 以前までのApple TVを用いているユーザー向けに、新たなソフトウェアアップデートが提供される予定はないことを、アップルの広報担当者に確認することができた。旧モデルは新機能への対応が今後もないという意味になる。しかしながら、今後も旧モデルを何の問題もなく使用し続けることが可能であり、コンテンツのダウンロード販売も継続される。
 そうでしたか。アップデートで新Apple TVへと自動アップグレードなんて夢は永遠にかなわないみたいですね。ただし、自分は1度限りのストリーミングレンタルではなくって、何度もじっくりとコンテンツをローカルへダウンロード保存しておいて繰り返し視聴したいんだよねって方には、旧モデルのApple TVを急いで入手しておくこともお勧めかもしれませんかね。
 アップルからの新製品の発売ラッシュ...皆さまは何を買うのか決められましたか? 



ソニー、クラウドベースの音楽配信サービス「Music Unlimited」を発表
ブラビアやPS3、VAIOなどから利用可能、年内に開始予定
 ソニーは2日、2009年11月に仮称「Sony Online Service」として発表したネットワーク対応機器向けのサービスを「Qriocity(キュリオシティ)」と命名し、クラウドベースの音楽配信サービス「Music Unlimited powered by Qriocity」を年内をめどに開始すると発表した。
 「Music Unlimited powered by Qriocity」は、クラウド上で管理された数百万の音楽コンテンツにアクセスして音楽が視聴できるサービス。ユーザーは、好みに合わせてカスタマイズされた音楽チャンネルを、自身でファイル管理することなく様々な機器から視聴できる。サービスの詳細については後日発表するとしている。
 対応機器としては、2010年モデルのネットワーク対応ブラビアやブルーレイディスクプレーヤーから利用できるほか、プレイステーション3やVAIOをはじめとするPCでも利用可能。ソニーのポータブル機器にも準備が整い次第、順次拡大していく予定。
 また、2010年4月に米国で開始したビデオ配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」を、今秋から英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの5カ国でも開始する。
 「Video On Demand powered by Qriocity」は、20世紀フォックス、ライオンズゲート、MGMスタジオ、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ウォルト・ディズニー、ワーナー・ブラザースなどの映画会社が提供する最新の映画などを視聴できるストリーミングサービス。コンテンツはハイビジョンおよび標準(SD)画質で提供され、2010年モデルのネットワーク対応の液晶テレビ「ブラビア」、ブルーレイディスクプレーヤー、ブルーレイディスクホームシアターシステムで視聴できる。



「パチンコのような単純さ」で1000万ユーザー獲得 グリー田中社長が語るヒットの極意
 携帯電話向けソーシャルゲームが盛り上がっており、GREEの「釣り★スタ」のように1000万ユーザーにプレイされるゲームもある。1000万規模のヒットを狙うにはどうすればいいのか。ゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2010」のパネルディスカッションで、グリーの田中良和社長は、パチンコやテレビのような“単純さ”が必要と説いた。
 田中社長は、GREEにゲームを提供するスクウェア・エニックス・ホールディングスの原口洋一専務、芸者東京エンターテインメント(GTE)の田中泰生社長ととともに、ソーシャルゲームとパッケージゲームの違いなどを語った。モデレーターはエンターブレインの浜村弘一社長が務めた。
「1000万ユーザーいかないとヒットじゃない」
 GREEは2125万会員。携帯版とソーシャルゲームに力を入れ始めた2007年後半から会員数が急激に伸びた。若い世代が多いかと思われがちだが、30代が26%、40代以上が18%を占め、さらに増加傾向という。
 ソーシャルゲームは順調で、「釣り★スタ」など1000万ユーザーを突破するタイトルも。「1000万ユーザーいかないとヒットじゃないなという感覚」(グリー田中社長)だ。シミュレーションや対戦ゲームのほか、最近は恋愛ゲームの利用が伸びているという。
 GREEのゲームが人気を集めている要因についてグリー田中社長は、(1)携帯でいつでもどこでもできる、(2)ソーシャルだから大人数で楽しめる、(3)アイテム課金制によって無料で遊ぶことも可能――という3点を挙げる。
 GREEで1000万ユーザー規模のヒットを狙うには、「相当単純じゃないと」とグリー田中社長。「パチンコなんて(ハンドルを)回すだけ。テレビもボタンを押すだけで面白い。(ソーシャルゲームも)ああいうものでなければ」。実際、GREEのヒットゲームには、決定ボタンを押すだけでプレイできる簡単なゲームが多い。
 仮想店舗を開き、ユーザー同士で商品を売買して“おみせやさんごっこ”を楽しめるGTEのゲーム「おみせやさん」は、GREEで提供を始めてから約1カ月で100万ユーザーを突破。多い日には1億ページビューを稼ぐ。「1億ってヤフーや楽天といったでっかいところの話かと思ったら、僕らのゲーム“ごとき”でもいける」と、GTE田中社長は驚く。
 スク・エニは、GREEで育成RPGの「チョコボとクリスタルの塔」や「ナイツオブクリスタル」を提供している。同社は以前から、ソーシャルな要素やアイテム課金を盛り込んだオンラインゲームを開発・運営しているが、2000万というGREEの会員ベースは「魅力で、参入する意義になりうる」と原口専務は話す。
「作ってからがスタート」 パッケージゲームとの違いは
 ソーシャルゲームとパッケージゲームの違いとは。GTE田中社長は、おみせやさんについて「ぶっちゃけゲームじゃない」と明かす。「ゲームって目的やルールがあってミッションを達成するのが喜びだと思う」が、おみせやさんは「自由に遊べるツール」で、「コミュニケーションを楽しむこと自体が面白い。家庭用ゲームにはない新しい文化だと思う」。
 オンラインでプレイすることが前提となっているGREEのソーシャルゲームは、ユーザーの動きをログからチェックし、そのデータに基づいた開発ができる。グリー田中社長はこの点も「出したら最後」のパッケージゲームとの違いだ指摘。ログを収集して高速に処理する仕組みを構築することに取り組んでいると明かす。
 原口専務もグリー田中社長の意見に同意。パッケージゲームは「ある程度の期間をかけて作りこんでいる」が、ソーシャルゲームは機能をそぎ落とし、提供開始時は「なるべく単純に」作り上げ、ユーザーの行動を見て、後から修正していると説明する。
 おみせやさんでも同様で、ユーザーの要望を取り入れて新しい機能を追加したり、不評なアイテムを下げたりしている。GTE田中社長は「パッケージではできなかったこと。(ソーシャルゲームは)作ってからがスタートだ」と話す。
「入っていく人も出て行く人も多い」ソーシャルゲーム
 オープンしたソーシャルゲームに、人を集め、盛り上げていくノウハウは、グリーからサードパーティへ積極的に提供しているという。「こういう売り方をすると売れるという大枠はあるので。グリーの内製ゲームが成功したら、転用していく」(グリー田中社長)
 GTE田中社長は、グリーからのアドバイスで「すごく助かっている。僕らはゲームを作るので精一杯で、データのマイニングまで追いつかない部分があるので」と話す。実際におみせやさんに関しては「このアイテムは値段が高すぎてユーザーの手が出ていない」といった指摘をグリーからもらい、「そんなところまで教えてくれるんだ」と驚いたという。
 原口専務は、ソーシャルゲームは「入ってくる人も多いけど、出て行く人も多い。65%の人は次の月にいない」という悩みを明かす。
 ゲームを盛り上げていくためには、お金を使うユーザーと無料ユーザーの「バランスが難しい」(原口専務)。お金を使うユーザーはほかのユーザーを「引っ張っていく優越感」があるため、「無料の人がいなくなったらつまらない」。つまり「無料ユーザーが多くいるところはにぎわう」というわけだ。
GREEの海外進出 「挑戦の心が燃える」
 GREEは今後1億会員を目指し、海外進出も狙っている。1億の会員を抱えるサービスは「日本で聞いたことがないが、世界的にみるとFacebookやTwitterのようにいくつもある」(グリー田中社長)。「日本にオフィスがあるかどうか分からないような」米国のサービスが、日本で多くのユーザーを獲得しているのを見ると「なんで僕らにできないんだと挑戦の心が燃える」と語る。
 そのためにはまずは「日本のトッププレイヤーが集まる会社にしないと」と語り、はてなを退社した伊藤直也さんがグリーに入社したことを明かすと、会場は一瞬ざわついていた。



民主代表選告示 指導力と政治手法も争点だ(9月2日付・読売社説)
 民主党代表選が1日告示された。立候補した菅首相と小沢一郎・前幹事長は、それぞれ政権構想を発表し、共同記者会見に臨んだ。
 この中で、衆院選政権公約の見直しや消費税増税、米軍普天間飛行場の移設問題などを巡り、主張の違いが浮かび上がった。両氏は、これらの政策争点についてさらに議論を深めてほしい。
 菅首相は「クリーンでオープンな民主党」をめざすと表明した。今回の代表選が首相選びであることを強調し、「いずれの候補が首相にふさわしいか、国民に選択してもらう選挙だ」とも述べた。
 世論調査にみられる一般国民の支持を背景に、小沢氏の「政治とカネ」の問題や強権的な党運営を批判し、党員・サポーターの支持拡大を図る狙いとみられる。
 小沢氏は、「政治家自らの責任で政策や予算を決定できる体制を作らないといけないと感じ、立候補した」などと述べ、政権交代を機に政治主導体制を確立する必要性を強調した。
 菅内閣の予算編成などが官僚主導に陥り、菅首相の指導力不足が目立っている、との認識に基づく批判だろう。
 両氏の政治手法や政権運営のあり方、指導力についても、その違いを明確にしてもらいたい。
 政策に関する最大の相違点は、昨年の衆院選の政権公約へのスタンスである。
 菅首相は「実現困難な場合は国民に説明し、理解を求める」として修正に含みを持たせた。これに対し小沢氏は、政権公約を「国民との約束だ」と指摘した。
 しかし、昨年の事業仕分けで捻出(ねんしゅつ)できた財源は、公約実現に必要な額にはるかに及ばない。無駄の削減だけで財源を確保することが困難なのは明白だ。
 消費税問題では、小沢氏が当面引き上げないとの考えを示したのに対し、菅首相は「社会保障のあり方を財源と一体で議論する。その中で消費税の議論をすることが重要だ」と強調した。
 社会保障費の財源を確保するには、消費税率の引き上げは避けて通れない。菅首相は、消費税論議を積極的にリードすべきだ。
 普天間問題では、小沢氏が「沖縄県、米政府と改めて話し合いを行う」と表明し、5月の日米合意についても、「政策決定に関与していない」と語った。
 合意をほごにすれば、日米関係を不安定にさせ、国益を著しく損ねる。小沢氏は何を考えているのか、具体的に語るべきだろう。
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