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帰省のお土産になる? 携帯から写真を送れるデジタルフォトフレーム(COLUMN)
 帰省シーズンのこの時期、実家へのお土産に「デジタルフォトフレーム」を買おうと思っている人もいるかもしれない。通信機能を備えたタイプなら、家族の近況をいつでも送ることができ、おじいちゃんやおばあちゃんに喜んでもらえるだろう。
 ただ、無線LANでインターネットに接続するようなデジタルフォトフレームは、パソコンの扱いに不慣れな人だと使いにくく、そもそもネット接続環境が必要になる。そこで今回は、面倒な設定が不要で携帯電話から手軽に写真を送れるというソフトバンクモバイルのデジタルフォトフレーム「フォトビジョン(HW001)」を試してみた。
■写真付きメールの受信専用 他キャリアでは利用できず
 ソフトバンクモバイルが6月に発売したフォトビジョンは中国・華為技術(ファーウエイ)製で、液晶サイズは7インチ(480×800ドット)。見た目は一般的なデジタルフォトフレームと変わらないが、本体下部に通信機能を持たせるためのUSIMカードスロットがある。ここに携帯電話と同じようにSIMカードがセットされており、ソフトバンクモバイルの携帯電話ネットワークにつながる仕組みだ。
 フォトビジョンには1台ごとに電話番号が割り当てられているが、通話や送信の機能はない。また、ソフトバンクモバイル(ディズニー・モバイルを含む)以外の携帯電話からは写真を送ることができない。つまり、ソフトバンクモバイルの携帯電話から送られた写真付きのメールを受信して自動表示する専用の端末ということになる。
 試用したフォトビジョンに実際に写真を送ってみた。送信にはソフトバンクモバイルのEメールサービス「S!メール」(MMS)を使う。S!メールは通常のメールアドレスのほかに電話番号でも宛て先を指定でき、フォトビジョンへの送信には電話番号の方を使う。メールアドレスは使うことができないが、これは「高齢の人でも扱いやすいようフォトビジョン側の設定を不要にしたため」(ソフトバンクモバイル)という。
 写真の添付は通常のメールと同様。送信するとほどなく受信が完了し、自動でスライドショーが始まった。メールの本文にメッセージを入れると、写真と一緒に表示されるのが楽しい。ただ、「デコレメール」や「マイ絵文字」を使用したメールなどHTML形式のメールはフォトビジョンでは受信できない。また、写真を添付せず本文だけを送っても受信されないので注意が必要だ。
■デジカメで撮った写真も送信可能
 フォトビジョンに送信できる写真は、携帯電話で撮影したものに限らない。他キャリアの携帯電話や普通のコンパクトデジタルカメラで撮った写真をmicroSDカード経由でソフトバンクの携帯電話に取り込んで送信してみたところ、問題なく表示できた。
 ただし、端末によっては認識できる画像の解像度やファイルサイズに制限がある。実際、デジタルカメラで撮影したサイズの大きな写真のうち、試用時に使った携帯電話では認識できないものがのいくつかあった。こうした写真をフォトビジョンに送りたい場合は、事前にファイルサイズを小さくしておく必要がある。
 デジタルフォトフレームとしての機能はごく一般的だ。スライドショーで画像を切り替える際のエフェクトは「ランダム」「切り替え効果なし」を含めて14種類あり、画像の回転や拡大もできる。気に入った写真だけを選択して表示したり、写真と一緒にカレンダーや時計を表示したりするモードもある。
■送る側はパケット定額制への加入が前提に
 フォトビジョンの価格は、ソフトバンクオンラインショップで新スーパーボーナスに加入した場合で1万8960円(一括払い)。頭金0円の12回払いだと月々1580円、同24回払いでは790円となる。解約後はUSIMカードを返却しなければならないので通信機能は使えなくなるが、デジタルフォトフレームとして使用する分には問題ない。
 料金プランは専用の「フォトビジョンライトプラン」を用意しており、月額利用料は980円の完全定額だ。2010年1月12日までのキャンペーン期間中に新規契約すれば、月額利用料金が半額の490円になるため、端末の分割払い代金と合わせてもそれほどの負担にはならないだろう。
 ただし、送信側の利用料金には十分な注意が必要だ。09年10月以降、フォトビジョンはホワイトプラン、ゴールドプランの「ソフトバンク同士ならメール無料」の対象ではなくなる。また、そもそもホワイトプランの契約では300キロバイトを超える大容量ファイルを添付したメールはソフトバンク同士でもメール無料の対象外となっている。
 そのため例えば、ホワイトプラン加入者が大容量ファイル添付機能を使って1メガバイトの写真をメール送信すると、パケット通信料が2458円にもなってしまう。実家などに定期的に家族の写真を送るといった使い方を考えているなら、パケット定額制に加入することが前提になるだろう。
 利用料は、「パケットし放題」プランの場合で月額1029~4410円(PCサイトブラウザー、PCメールを利用しない場合)。月額利用料を最低の1029円に抑えるなら通信できるのは1万2250パケットまでだが、写真のサイズが1メガバイトなら1回で1万パケットを超えるので、やはり事前にファイルサイズを小さくしておく必要がある。
 もっともフォトビジョンの解像度は480×800ドットであり、最新の高スペック携帯電話の待ち受け画面とほとんど変わらない。大きなサイズの写真を送らなくても表示して楽しむには十分だ。
 こうしてみるとフォトビジョンは、すでにソフトバンクモバイルの携帯電話を持ち、パケット定額制の上限額近くまで通信を利用している人にとって、一番使いやすいサービスといえるだろう。同じような製品・サービスはNTTドコモも取り扱っている。多少通信料は増えても「遠方に住む親にいつでも孫の顔を見せられる」というのは悪くないかもしれない。



取引所株の時価総額、香港証取が首位 7月末
 世界の証券取引所の市場評価が大きく変わり始めた。株式を上場している主要取引所の自社株の時価総額をランキングしたところ、香港証券取引所がトップになった。中国経済の成長などを背景に、市場の活況が見込まれるためだ。
 東京証券取引所は非上場だが、欧米やアジアでは、資金調達力を高めるために証取が自市場に株式を上場している場合が多い。主な10取引所の7月末時点の時価総額を調べたところ、香港証取が1兆9417億円とトップになった。3位だった昨年末に比べて時価総額は2.1倍。日本で唯一上場している大阪証券取引所の17倍だ。



ゲームソフト、ヒット続く ゲーム機販売も好調
 ゲーム業界が大作ソフトのヒットに沸いている。カプコンの任天堂Wii向け最新ゲームソフト「モンスターハンター3(トライ)」の初回出荷が100万本を突破。7月にスクウェア・エニックスが発売した「ドラゴンクエスト9」も、発売から3週間で350万本、出荷されている。有力ソフトに引っ張られる形で携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」などゲーム機の販売も増えている。少子化で縮小傾向のゲーム市場だが、今年は「当たり年」になりそうだ。
 「モンスターハンター」シリーズは友人と協力して大自然の中でモンスターを狩るゲーム。Wiiのネット通信機能を使って「友人や恋人、見知らぬ人まで一緒に楽しめる」(カプコン・辻本春弘社長)のが特徴で1日から店頭で発売している。発売から5日間での100万本出荷は同シリーズで最速。



東芝、設備投資5400億円削減 攻めの経営を凍結
 東芝は5日、2011年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画を発表した。昨年5月に西田厚聡前社長がまとめた10年度を目標とする3カ年計画に比べて業績目標を大幅に引き下げ、設備投資も抑制する。半導体事業などに積極投資し成長路線を切り開いた西田体制での拡大戦略はひとまず凍結。投資の厳選や固定費圧縮を優先し「利益のある持続的成長」のための足場を固める。
 佐々木則夫社長は5日の会見で「足元の最大の課題は大幅赤字の苦境から一瞬でも早く脱すること」と強調した。目先の収益回復策の目玉に掲げるのが、投資戦略の見直しだ。09~11年度の3カ年の設備投資は1兆1000億円と、06~08年度実績に比べ33%減らす。
 事業ごとの配分も変更。前3カ年では電子デバイスが全体の68%を占めたが、49%まで圧縮。かわりに原発などが好調な社会インフラの比率を28%へと13ポイント高める。



燃料電池車、15年までに商用生産 トヨタ社長、米国で講演
 トヨタ自動車の豊田章男社長は5日、米国で2012年に電気自動車を投入、15年までに燃料電池車も商用生産する方針を明らかにした。ハイブリッド車から燃料電池車まで環境車の品ぞろえをいち早く広げ、競合各社を引き離す。
 米ミシガン州トラバースシティーで講演した豊田社長は、環境技術の重要性に触れ「6年以内に燃料電池車を消費者の手に届く値段で提供する」と述べた。



太陽光で発電、携帯に充電 三洋電機が「ソーラーセット」
 三洋電機は5日、太陽電池で起こした電気をためておき、携帯電話などに充電する「ポータブルソーラーセット」を8月10日に発売すると発表した。晴れた日に1時間発電すれば、携帯で20分程度話せる電気を生み出せるという。
 縦20センチメートル強、横17センチの本体につけた太陽電池で発電し、付属の充電池に充電する仕組み。充電池は持ち運びに便利なよう携帯電話よりひと回り小さいサイズで、別売りのUSB対応ケーブルで携帯機器とつないで電気を送る。
 価格はオープンだが、店頭では9000円前後と想定している。太陽光パネルの面積を2倍にした製品もあり、こちらは1万4000円前後の見込み。今冬中に計1万個の販売を見込んでいる。



エコポイント効果、薄型テレビ売り上げ5割増
 調査会社BCNが5日発表した7月の薄型テレビの国内販売台数は、前年同月比54・2%の大幅増となった。
 販売金額も同30・2%と大きく伸びた。5月から始まったエコポイント制度が買い替え需要を強く刺激した。
 薄型テレビは例年、年末商戦に最も販売が伸びるが、7月は年末商戦並みの盛り上がりを見せた。また、昨年7月も北京五輪の効果で、販売台数は同19・5%増を記録したが、今年はこれをさらに上回った格好だ。
 昨秋以降、急激に下落した平均価格も下げ止まり傾向にある。売れ筋の32型は8万7500円で、1月以降はほぼ横ばいで推移しており、BCNは「経済情勢にもよるが、この先の大幅な価格下落は避けられそうだ」と指摘している。



クリントン元米大統領、北朝鮮に拉致解決を要求
 オバマ米政権の高官は5日、日本経済新聞の電話インタビューに応じ、北朝鮮に拘束されていた米国人女性記者2人の解放交渉に臨んだクリントン元米大統領が金正日総書記と会談した際、日本人と韓国人の拉致問題の全面的な解決に応じるよう要請したことを明らかにした。今後の米朝関係では核問題を巡る6カ国協議の枠組みを維持して「当面(北朝鮮以外の参加国による)『5カ国協議』の開催合意を目指す」と言明。北朝鮮が期待する包括的な米朝協議に直ちに乗り出す考えはないとした。
 クリントン氏がオバマ大統領の「メッセージ」を伝達したという北朝鮮発表については「特別なメッセージなどはない」と指摘。「一般的な外交儀礼上の慣用句を述べたにすぎない」とも説明した。
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