(ノ゜Д゜)ノホレホレ新聞

ソニー、PS3関連の発表はあるか?--間近に迫る独ゲームイベント
 ドイツのケルンで現地時間8月18日に開催されるGamescom Expoにおいて、ソニーが「PLAYSTATION 3」(PS3)に関連する何らかの発表を行うのではないかといううわさが飛び交っている。
 この状況を注視してきた人であれば、ソニーがスリムになった新型PS3を発表し、価格を299ドルに設定することに多くの人が期待を寄せていることを、おそらくご存じだろう。しかし、ソニー、もっと正確に言えば小売業者は、おそらく現行世代のPS3の在庫を抱えている。それを考えると、新しい薄型PS3が299ドルで発売される可能性はそれほど高くないと思われる。
 現実問題として、ソニーは、発売されるかもしれない新製品の居場所を作るために、現行システムを値下げする必要がある。従って、ソニーはケルンで新型PS3を発表する可能性があるが、その新型PS3は、実際には現行システムと価格は同じだが、機能が向上(例えば、160Gバイトに大容量化したハードドライブ)したものになるかもしれない。これも同様に重要なことだが、そうなった場合、現行の80Gバイトのシステムは299ドルに値下げされるだろう。
 このシナリオは、ソニーが「PSP go」を発表したときの状況と似たものになるだろう。PSP goは(北米では)10月に発売予定だが、そのときの価格(250ドル)は、実際には現行の「PSP」の価格(170ドル)よりも高くなる見込みだ。
 もちろん、筆者は全くの見当違いをしているのかもしれない。しかし、8月18日に何かが起きるとすれば、それは現行ゲーム機の値下げから始まるとあえて言っておこう。



金大中元韓国大統領が死去 初の南北首脳会談を実現
 【ソウル=山口真典】韓国の金大中元大統領が18日午後1時43分、ソウル市内の病院で死去した。韓国政府関係者が明らかにした。85歳だった。元大統領は長く韓国の民主化を主導し、1998~2003年の大統領在任中は初の南北首脳会談を00年6月に実現したほか、通貨・金融危機後の経済回復に貢献した。流ちょうに日本語を操り日本の政財界にも知己が多く、映画や音楽など日本大衆文化の開放に踏み切るなど日韓関係の進展にも尽力した。退任後も北朝鮮と太いパイプを維持しており、死去は南北関係にも影響を与えそうだ。
 金元大統領は7月13日、風邪による発熱のため入院。精密検査で老人性肺炎にかかっていると判明し治療していた。その後も病状は一進一退を繰り返していたが、8月18日になって急速に悪化した。



韓国大統領「偉大な指導者失った」 メディア、一斉に特別放送
 【ソウル=山口真典】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は18日午後、金大中元大統領の死去を受けて「偉大な政治指導者を失った。民主化と民族和解をめざした故人の熱望と業績は国民に長く記憶されるだろう」とする声明を発表した。同時に「金元大統領の生前の意志が南北和解と国民統合へとつながるよう願う。故人の冥福を祈り遺族に深い哀悼の意を表する」と表明した。
 韓国メディアは同日午後、金大中元大統領死去の一報を受けて一斉に通常の放送を中断し特別放送を始めた。KBS、MBC両テレビなどは金元大統領の民主化闘争や大統領在任中の映像に加え、各地で訃報(ふほう)を聞いて悲しむ市民らの表情などを繰り返し放映した。
 聯合ニュースは金元大統領の業績や歩みなどを詳細に報じ「民主化闘争と人権問題、南北統一運動に一生をささげ、独裁体制の終息と民主主義の定着、朝鮮半島の平和醸成に尽くした」などと伝えた。



7月の百貨店売上高、11.7%減 7月最大の下げ幅、長雨も響く
 日本百貨店協会は18日、7月の全国百貨店売上高が前年比11.7%減の6185億円だったと発表した。17カ月連続の前年割れで、2ケタ減は2カ月ぶり。7月としては過去最悪の下げ幅だった。大手をはじめ多くの店がバーゲンセールを6月に前倒しした反動で、夏物商戦が盛り上がりを欠いた。雨が多く気温が低めに推移したのも響いた。



米リーダーズ・ダイジェスト、破産法申請へ 出版不況が影響
 総合月刊誌「リーダーズ・ダイジェスト」で知られる米出版大手ザ・リーダーズ・ダイジェスト・アソシエーション(RDA)は17日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を近く申請すると発表した。米投資ファンド主導で再建を目指していたが、出版不況のあおりを受けて出直しを迫られた。
 主要債権者とは債務の株式への転換で基本合意済み。今後の30日間にほかの利害関係者と事前調整を進めた後、破産法を申請する。破産法に基づく再建手続きを終えると、債務は22億ドル(約2000億円)から5億5000万ドルに減る見通し。
 RDAは2007年から米リップルウッド・ホールディングス傘下で再建を進めていた。米メディアによると、再建手続き後は債権者の米銀JPモルガン・チェースなどが大株主になるという。



カナダのRIM、中南米で携帯向けソフト配信
 【シリコンバレー=村山恵一】スマートフォン(高機能携帯電話)大手のリサーチ・イン・モーション(RIM、カナダ)は17日、中南米で携帯向けアプリケーションソフトのネット配信を始めると発表した。米アップルもメキシコで音楽配信に乗り出すなど、先端的なIT(情報技術)サービスの需要を中南米で開拓する動きが本格化してきた。
 RIMはソフト配信サービス「ブラックベリー・アップ・ワールド」をアルゼンチン、ブラジル、チリ、メキシコ、ベネズエラで開始し、順次対象国を増やす。RIM製端末の利用者が、ニュース確認やゲームなどのソフトをダウンロードできる。欧米中心だったソフト配信の地域を広げ、端末の販売に弾みをつける。
 アップルは音楽配信サービス「アイチューンズ・ストア」をメキシコで始めた。大半の楽曲を1曲12ペソ、アルバムを120ペソで販売する。同社は現在およそ80カ国で同サービスを手がけている。



7月の米ゲーム機売り上げ、37%の減少
 ゲーム業界も不況のあおりを受けており、7月の米国のビデオゲームハード・ソフトの売上高は29%減少して8億4890万ドルになった。NPDが8月13日に報告した。
 NPDによると、ハード売り上げは前年同月から37%減少し、ソフト売り上げは26%減だった。ビデオゲームアクセサリの売り上げは12%減少した。
 7月に最も売れたハードは任天堂のWiiだったが、売り上げは前年から減少した。MicrosoftのXbox 360は2位だった。前年から売り上げが増えているのはXbox 360だけだという。
 ソニーのプレイステーション 3で、それにプレイステーション 2が続く。
 同月のゲームソフト売り上げトップはElectronic Artsの「NCAA Football 10」で、すべてのプラットフォームを合わせて68万9000本売れたとNPDは伝えている。



ANAが付加運賃を再徴収へ 10月から燃料価格の上昇で
 全日本空輸は18日、燃料価格の上昇に伴い、10月1~11月30日の発券分について、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を徴収すると発表した。7~9月は、燃料価格の下落でゼロになっていた。
 片道当たりの金額は日本~欧州、北米、中東路線が7000円。これらの長距離路線では昨年10~12月のピーク時に、3万3000円を徴収していた。ほかの主要路線では、日本~ハワイが4000円、日本~タイが3000円など。



初音ミク「白いクスリ」ニコ動に一時復活 「削除依頼に法的根拠なし」とニワンゴ
 ニワンゴは8月17日、クリプトン・フューチャー・メディアからの削除依頼を受けて「ニコニコ動画」から削除していた、初音ミクが歌う「碧いうさぎ」の替え歌「白いクスリ」の動画を復旧させた。「削除依頼に法的な根拠がないと判断した」ためという。18日午前9時現在、動画は非表示設定になっていて閲覧できない。
 白いクスリは、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された酒井法子容疑者の代表曲「碧いうさぎ」の替え歌をミクが歌う動画で、覚せい剤や酒井容疑者をほうふつとさせる歌詞。ニュースサイトなどに取り上げられて話題になり、10万回以上再生されていた。
 初音ミク開発元クリプトンは、この動画がニュースを通じて広まることで、「当社製品を含む音声合成技術などのイメージが、実態と異なるかたちで一般に認知され定着するおそれがある」と判断。「当社の営業上の利益と信用が侵害されるおそれがある」とし、11日に削除依頼。同日、ニワンゴが削除したが、その後、削除依頼の是非についてネット上で議論になっていた(「碧いうさぎ」替え歌「白いクスリ」、削除申請の理由をクリプトンが説明)。
 ニワンゴは17日、「改めて検討した結果、今回の削除依頼には法的な根拠がないと判断した」として動画を復旧させた。「第三者が『営業上の利益および信用が侵害されるおそれがある』とみなしたとしても、法的な根拠に乏しければ削除を行うべきではない」としている。
 その上でニワンゴは、動画をアップロードしたユーザーに、ライセンス元から削除するよう警告が来たことを通知。「ユーザーさん御自身で動画を削除して頂くのが、円満な解決になるのではないかと考えています」としている。



不況しか知らない若者世代「おゆとり様」が日本の消費を変える(COLUMN)
 消費やレジャーには無欲で、ライフスタイルは等身大かつ自然体……。そんな若者が増えている。バブル景気を全く知らず、物心ついてからはずっと平成不況。ブランド物や車、海外旅行への関心も高くない。彼らは同時に「ゆとり教育世代」でもあるのだが、そういった新しい層は「おゆとり様」と呼ばれ、その消費傾向に注目が集まっているのだ。
 新学習指導要領によって、ゆとり教育が小・中学校に導入されたのが2002年度。その頃に中学生生活を送っていた層が次々に成人しているが、彼らは独自の行動様式を持っている。
●異性よりも同性の友人を大切にする
●休日は自宅でパソコン・テレビ・DVD・ゲーム・音楽・読書などで過ごす
●一人遊びもけっこう好き
●貯蓄を重視する
 このように、いわゆる「巣ごもり」と呼ばれるウチ志向が強いことが特徴的だが、最近の草食系男子にも通じる淡白さも感じられる。
 さらに興味深いのは、おゆとり様の母親は「Hanako」などで育ったバブル世代が多いこと。その薫陶を幼少時から受けてきた上、SPEEDやモーニング娘。などの影響もあって、早くからおしゃれな洋服に馴染み、今もファッションには敏感だ。買い物は、ネット通販ではなく店舗での直買いを好み、納得のいく商品をじっくり選ぶ。少ない予算で自分らしいスタイルでいたいと、注目するのは、やはりユニクロやZARAといったファストファッション・ブランド。他人と比較することなく、個性や自分らしさを重視する傾向が強いのだ。
 その背景には、生まれた頃からパソコンや携帯があり、自室にこもって適度なコミュニケーションの距離を保つ「個化」の環境が整っていたことにも起因する。そんな“純粋培養”ともいえる快適な空間で育まれた感性が、独自の価値観を生んでいるようだ。またこの世代には、大手メディアの広告効果が低く、SNSやクチコミのほうがより有効であるといデータもあり、この世代を物語っているようで興味深い。
 どこか脆弱なようでいて、貯蓄にせっせと励むなど、しっかり者の気質も持つ「おゆとり様」。今後の日本社会の消費スタイルを変えていくのか。その存在が、社会に何らかの影響をもたらすのか。今後も注目していきたいところだ。
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