エェ(;゜Д゜)ェエ新聞

<PSP>1万6800円に値下げ SCE、東京ゲームショウで発表
 24日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した国内最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ2009」で、ソニー・コンピュータエンタテインメントは、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」を1万6800円に値下げすると発表した。10月1日からで、現行機から3000円の値下げ。任天堂のライバル機「ニンテンドーDSi」(1万9800円)を下回る価格設定にして、年末商戦の売り上げ拡大を目指す。
 「PSP」は04年12月に、2万790円で発売された。発売当初はゲームソフトの数が不足して売り上げは伸び悩んでいたが、07年に発売された「モンスターハンターポータブル 2nd」で、ゲーム機をお互いに持ち寄って最大4人で協力して遊ぶ「通信プレー」が若者たちの間でブームとなり、シェアの拡大に成功。国内だけでも1000万台以上を販売しており、これまでは1万9800円で販売されていた。
 11月1日には、ソフトをダウンロードして遊べるPSPの“兄弟”機となる「PSP go」が発売される。



<Wii>2万円に値下げ PS3に対抗
 任天堂は24日、家庭用ゲーム機「Wii」を現行の2万5000円から2万円に値下げすることを明らかにした。10月1日から新価格で販売される。ソニー・コンピュータエンタテインメントの新型「プレイステーション(PS)3」が3日から2万9980円で発売されることに対抗。
 Wiiは06年12月に発売された家庭用ゲーム機。リモコンを使用した直感的な操作で、テニスや野球などのスポーツを楽しむ「Wiiスポーツ」や、圧力センサーを組み込んだボードの上で体を動かす「Wiiフィット」が人気を博し、09年6月末時点で国内817万台、世界5262万台を販売している。
 家庭用ゲーム機では、新型「PS3」が従来機より約1万円値下げして発売されたのに対抗し、マイクロソフトの「Xbox360」の高級機「エリート」が3万9800円から2万9800円にを値下げしている。



<新型PS3>発売3週間で世界100万台を販売 SCE
 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は24日、新型「プレイステーション(PS)3」が発売から3週間で世界実売100万台を達成したと発表した。 
 PS3は06年11月に発売され、国内で約328万台を販売(エンターブレイン調べ)している。新型機は、縦横が29センチ、高さ6.5センチ、重さは約3.2キロで、大きさ、消費電力は初期型モデルの3分の2で、ハードディスク容量は現行機の80GBから120GBに増設され、現行機から1万円値下げした2万9980円で、欧米・アジアで9月1日から、日本では3日に発売された。



<ドラクエ9>シリーズ最高国内400万本を出荷 発売2カ月、人気衰えず
 7月11日に発売された人気RPGシリーズの最新作「ドラゴンクエスト9 星空の守り人」(DS、スクウェア・エニックス)の出荷数が400万本を突破したことが24日、分かった。約2カ月での突破で、シリーズ最高の国内出荷を記録したプレイステーション用ソフト「ドラゴンクエスト7」(00年発売)と並んだ。 
 「ドラクエ」は、86年の第1作以来、これまでに全世界で5000万本以上を出荷している日本を代表する人気RPGシリーズ。04年に発売された「8」は国内370万本、世界490万本でシリーズで最高の売り上げを記録している。



「ネットワークとゲームは不可分」 SCE平井社長が基調講演
 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の平井一夫社長兼グループCEOは、幕張メッセ(千葉市)で24日開幕した「東京ゲームショウ2009」で基調講演した。平井社長は「ネットワークとゲームは切り離せなくなっている」と述べ、ネットワーク経由で配信するコンテンツを拡充していく考えなどを示した。
 従来のゲームは完成したソフトを遊ぶだけだったが、平井社長はネットワークを活用したゲームには「遊ぶ」「創る」「共有する」「交流する」など「8つのユーザー体験がある」と指摘。その例として、「プレイステーション3(PS3)」のアクションゲームで、ユーザーが新ステージを次々に作成してネットで共有し、128万ステージに達したことなどを挙げた。
 PS3や「プレイステーション・ポータブル(PSP)」から接続するネットサービス「プレイステーション・ネットワーク」では、ゲーム以外のコンテンツを拡充すると表明。まず米国で手がけている映画やテレビ番組の配信サービスを、11月から欧州主要国に広げていくという。
 「ゲーム業界初のネットワーク専用端末」として、日本では11月に発売する新型携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP) go」も紹介した。ダウンロードでソフトを入手する仕組みで、米国などでは当初700タイトル、日本では450タイトルをそろえる。
 また、振り回すなど体感的に操作できる新型コントローラー、「モーション・コントローラー」を披露した。任天堂の「Wii」に似た仕組みで、発売予定は2010年春。平井社長は「ゲーム初心者にもコアゲーマーにも評価される第二の標準コントローラーにしたい」と意気込んだ。
 PSP goやモーションコントローラーは既に開発を発表済みで、講演でサプライズはなかった。



スクエニ、最新作「FF13」の試遊コーナーに長蛇の列
 幕張メッセ(千葉市)で24日に開幕した「東京ゲームショウ2009」のスクウェア・エニックスのブースでは、12月17日発売予定の人気RPGシリーズの最新作「ファイナルファンタジーXIII(FF13)」の試遊コーナーがもっとも注目を集めた。シリーズ初の「プレイステーション3(PS3)」向けタイトルで、「従来のハードではできなかった、きれいな映像表現ができた」(宣伝部)という。
 ほぼ完成形の新作を試遊できる初めての機会ということもあり、特設コーナー入り口にはビジネスデーにも関わらず開幕後20分足らずで1時間待ち以上となる行列ができた。戦闘シーンなど15分間を実際に遊ぶことができ、未発表のプロモーション映像も上映している。今年4月に体験版を発表したが、開発がほぼ終わった現段階では「そのときの面影はないほど」(同)という。



アイフルの今期予想、3100億円の赤字に 初の無配、正社員を半減
 経営再建中の消費者金融大手、アイフルは24日、2010年3月期の連結最終損益が3110億円の赤字に転落する見込みだと発表した。同社は正社員の半減や270店に及ぶ店舗閉鎖などのリストラ策に加え、私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決)を受理されたとも発表。今後は銀行団に債務の返済猶予を要請しながら、会社再建を進める。
 10年3月期決算が従来予想の81億円の黒字から一転して巨額の赤字に陥るのは、過払い金返還訴訟に伴う巨額の負担を受け、引当金を2800億円積み増すのが主因。同社が最終赤字となるのは3期ぶりで、1997年の上場以来初めて無配に転落する。9月中間期は49億円の黒字を予想していたが、2980億円の最終赤字を見込む。
 アイフルは同日、希望退職者の募集を開始。正社員(約2700人)の半数程度にあたる約1300人を削減する。系列信販会社ライフを含め、来年2月までに2社合計で正社員を2000人規模で減らす。有人店の約7割、無人店の約2割も閉鎖。間接部門を統廃合し、ピークの06年3月末比で3分の1まで事業を縮小する。



ウィルコム、事業再生手続き入りを発表 PHSサービス継続
 PHS大手のウィルコムは24日、私的整理手法の一つで第三者機関が仲介する事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを利用した事業再生に乗り出すと正式発表した。取引金融機関に対し、約1000億円の債務残高維持と返済期限の延長を求める。約450万人の加入者がいるPHSサービスを継続しながら、早期の再建を目指す。
 経済産業省などから認証を受けた民間の第三者機関、事業再生実務家協会(東京・新宿、JATP)に同日午前、事業再生ADR手続きの利用を正式申請し、受理された。今後はJATPが仲介役となり、金融機関と協議しながら再生計画作りを進める。近く第1回の債権者会議を開く予定だ。
 ウィルコムは携帯電話会社との競争激化でPHS加入者が減少。2009年3月期決算は黒字だが、09年3月末で1285億円に上る有利子負債が重荷となっていた。



8月の薄型テレビ国内出荷、54%増 エコポイント効果続く
 電子情報技術産業協会(JEITA)が24日発表した8月の民生用電子機器の国内出荷実績によると、「薄型テレビ」が前年同月比54.0%増の102万6000台となった。過去1年間で最大の増加率だった7月の41.0%増を大きく上回った。6~7月のボーナス時期に比べ8月は通常落ち込みがちだが、政府が5月に導入したエコポイント制度の効果が続き、大型テレビの販売が増えた。
 サイズ別では30~36型が64.9%増の35万8000台、37型以上が53.7%増の36万7000台だった。



8月のスーパー売上高3.4%減 9カ月連続のマイナス
 日本チェーンストア協会が24日発表した8月の全国スーパー売上高は、前年同月比3.4%減(既存店ベース)の1兆778億円だった。9カ月連続のマイナス。消費不振だけでなく、天候不順も重なり衣料品、食料品ともに不振だった。



【東京新聞社説】
五輪招致大詰め 東京の思いを伝えたい
2009年9月24日
 二〇一六年夏季五輪の開催地決定が間近に迫った。東京をはじめとする四候補都市の招致レースは大接戦。最後にはぜひ、東京ならでは、日本ならではの五輪への思いを伝えたいものだ。
 二〇一六年夏季オリンピックの開催地は十月二日、国際オリンピック委員会(IOC)がコペンハーゲンで開く総会で決まる。IOC委員が投票し、過半数を得る都市が出るまで、最下位の都市を除外しながら投票が繰り返される方式だ。
 東京、シカゴ、リオデジャネイロ、マドリードという四候補都市の戦いは、最終段階を迎えてもほぼ横一線とみられている。今月初めにはIOCの評価報告書が公表され、それぞれに評価点や懸念材料が指摘されたが、勝負の行方は依然として見えないままだ。第一回投票でどこが落ちてもおかしくないほどの接戦が続いている。
 そしていよいよ大詰め。IOC総会では各候補都市が最終のプレゼンテーションを行う。各国首脳や著名人が招致の顔として集い、華やかに、また情熱的に委員に対してアピールを行う場だ。これが勝敗を左右したとされるケースも少なくない。長い招致レースの最後の大勝負である。
 そこで何を伝え、訴えるのか。東京は財政面やコンパクトな会場配置で高い評価を得ており、大会運営にも不安はない。ただ、評価報告書ではIOC調査による世論支持率の低さが指摘された。言い換えれば、会場計画などのハード面はすぐれていても、オリンピックという特別な大会を開く心、情熱の面でいまひとつ物足りないということだろうか。
 となれば、最後のプレゼンテーションではぜひとも、東京ならではの思いを伝えるべきだろう。日本でどれだけ五輪が愛されているか。その思いをどのように生かすのか。スポーツの素晴らしさ、五輪大会の魅力をどう伝えようとしているのか。大会にどんな個性をつけ加えようと思っているか-。それらを生きた言葉で語れば、ハード面の陰に隠れがちなハートの部分がIOC委員にも伝わるに違いない。五輪を愛する国民として、これから目指すべき五輪像も併せて披歴してはどうか。
 五輪招致となると、国を挙げての大掛かりな計画ばかりが注目される。招致レースではさまざまな戦略を駆使する激しい戦いが展開されてきた。が、その最後はオリンピックへの純粋な思いを熱く語って締めくくりたいものだ。
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