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グーグル、CESにも参戦 新端末「Nexus One」で旋風(COLUMN)
 世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」は、当然ながら電機メーカーが主役で、7日米ラスベガスで開幕した今年のCES2010でも3D(3次元)やネット対応テレビが注目されている。そこに乗り込んできたのが、携帯OS「Android(アンドロイド)」で攻勢をかける米グーグルだ。
 グーグルは5日(日本時間6日)にカリフォルニア州マウンテンビューで、自社ブランドのスマートフォン「Nexus One」を発表したのに続き、6日夜にはラスベガスでも記者向けイベントでNexus Oneを披露した。
■「田舎の青年」が「マルチなイケメン」に
 早速触ってみた第一印象は「速い」の一言。ページ送りやアイコンの動き方が本当にサクサクしている。米クアルコムの高速CPU「スナップドラゴン」の実力が遺憾なく発揮されているようだ。
 液晶ディスプレーの解像度は480×800ドットと高く、ウェブページを表示した際などに全体像を把握しやすいのも快適だ。画面を2回たたくダブルタップですぐに拡大、またダブルタップですぐに縮小と、思うように動いてくれる。
 写真のサムネイル表示も実にスムーズだ。複数の指で操作するマルチタッチでの拡大・縮小はできなかったが、「+」や「-」のボタンをタッチすることで迷うことなく操作できる。写真をめくるのも速い。同じ台湾HTC製のアンドロイド端末「HT-03A」にあった「もっさり感」は解消されているといっていいだろう。
 展示された端末はもちろん英語表記だったが、言語設定を変えれば日本語メニューにすぐ切り替わる。残念ながら日本語の入力はできないが、これはアプリケーションの追加で対応できるだろう。つたない英語で文章を読み上げてみたところ、ちゃんと音声を認識して英語のテキストを入力できた(日本語は非対応)。
 アイコンの列をちょっと立体的に表現したり、待ち受け画面に水面が波打つようなアニメーションを使ったりと、細かな演出も施している。HT-03Aが「真面目だけど面白みのない田舎の青年」だったとすれば、都会に染まって着飾りながらも仕事はバリバリこなす「マルチなイケメン」になった印象すら覚えるのがNexus Oneだ。
 質感もHT-03Aに比べればずっと上がっている感じがする。アップルの「iPhone」に比べれば、まだ何か物足りない気がするが、HTCとしては充分に頑張っているのではないかと思う。
■日本発売「もうちょっと待ってほしい」
 あれこれ触っていると、ブースの端にグーグルのアジア太平洋地域アンドロイド事業担当であるトム・モス氏がいるのを見つけた。早速、気になることをぶつけてみた。
――グーグルがなぜ自社で携帯電話事業を展開する必要があるのか。
 これは新しいビジネスモデルへの取り組み。グーグル自身が通信キャリアを通さず販売を手がけていく第一ステップといえる。
――Nexus Oneの狙いは何か。アンドロイド端末を展開する他のメーカーはどう差別化してけばいいのか。
 グーグルがアンドロイドで本当にやりたいことをNexus Oneとしてかたちにした。もちろん他のメーカーとも話し合いをして、様々な仕様を決めている。
――日本で発売される可能性はあるか。
 もうちょっと待ってほしい、としか言えない。
――海外ではTモバイル、ボーダフォン、ベライゾンというキャリアを選択した。日本でも複数のキャリアで展開する可能性はあるか。
 充分にあり得る話だ。
――今回はHTCが製造元だが、今後日本メーカーが担当するということも考えられるか。
 もちろんだ。HTCとは「G1」(米国のみで発売されたモデル)や後継機種(日本ではHT-03Aとして発売)などで関係が深かった。日本メーカーの技術力の高さは認めており、パートナーになる可能性はある。
■アンドロイド開発競争に期待
 これまで日本のメーカーは、キャリアの要求を聞き、そこにメーカーの個性や機能面での独自性を載せて端末を開発してきた。ただ、キャリアが指定する仕様が細かすぎて、同じ機種をそのまま海外に展開するのが難しいというジレンマを抱えている。
 もし、日本メーカーがグーグルと手を組めば、まったく違った展開を期待できるかもしれない。技術力の高さを武器に、グーグルに認められ、グーグルの直販によって世界に進出するといったことも夢ではないからだ。
 そんなことを考えつつCESのソニーブースをのぞくと、ソニー・エリクソンが今春発売を予定する「Xperia X10」が展示されていた。こちらも触れる状態になっている。
 Xperia X10は、Nexus Oneと同様にスナップドラゴンを搭載している。「タイムスケープ」「メディアスケープ」といった独自のユーザーインターフェースで着飾っているせいかNexus Oneのように軽やかに動く感じではないが、見た目に新鮮で動きも滑らかなので、もっさりした印象はない。
 Xperia X10を触っていて感じるのは「使い込めば使い込むほど楽しくなりそう」という可能性だ。本体の質感も所有欲をかき立てられる仕上がりになっており、このあたりは圧倒的にXperia X10に軍配が上がる。
 この春以降、魅力的なスマートフォンが続々と登場してくることになる。CESの会場を見渡しても、米モトローラなど多くのメーカーがアンドロイド端末を準備している。予想を遙かに超えるようなアンドロイドが登場する可能性が高まるなか、日本メーカーの新たな展開に期待したい。



“iPhone for everybody効果”でソフトバンクが16万5300の純増――12月契約数
 電気通信事業者協会(TCA)が1月8日、2009年12月の携帯・PHS契約数を発表した。携帯電話の累計契約数は1億1061万7400。12月は各社の2009年冬モデルが出そろったこともあり、特にNTTドコモとソフトバンクモバイルが11月よりも純増数を伸ばした。
 ドコモの純増数は11月の5万5600から2倍以上となる13万8800。同社広報部によると、従来から好調だったデータ通信端末に加え、11月後半から販売を開始した冬モデルが12月にほぼ出そろったことで、音声端末も好調だという。番号ポータビリティの利用状況は1万8900の転出超過となったが、11月(-2万7700)よりは少ない。「12月は加入者の流動性が高い時期だが、『デビュー割』などのキャンペーンである程度転出を抑えられた」(同)
 KDDIは11月(6万9200)と同程度の6万3600の純増を記録したが、ドコモやソフトバンクモバイルほどの増加には至らなかった。KDDIが12月に発売したモデルは「BRAVIA Phone U1」と「PRISMOID」の2機種。auの2009年冬モデルは他社よりも早い10月下旬から販売されたため、広報部は「純増のピークは11月だった」とみている。
 ソフトバンクモバイルは4社の中では最多となる16万5300の純増を記録。同社広報部によると、12月4日から開始した、iPhone 3GS(16Gバイト)の実質負担額を0円とする「iPhone for everybodyキャンペーン」が大きく貢献したほか、冬モデルも好調だという。なお、同社の12月の純増数は、2009年では3月の38万1700に次いで多い。
 2009年はコンスタントに6万~12万台の純増を記録しているイー・モバイルは、12月も7万2900の純増となった。同社はこれまでNetbookとデータ端末のセット販売で契約数を伸ばしてきたが、「最近はNetbookとのセット販売人気は落ち着きつつある」(同社広報部)という。その代わりに「CULVノートPCとデータ端末のセット販売が好調」であるほか、11月に発売した「Pocket WiFi」も売れており、結果として例月どおりの純増となった。「2009年度純増数100万契約の達成に向けて堅調に推移している」(同)
 番号ポータビリティの利用状況は、NTTドコモが1万8900、KDDIが8400、イー・モバイル500の転出超過。ソフトバンクモバイルが、4社の中で唯一の転入超過(2万7600)となった。
 ウィルコムはWILLCOM CORE 3Gが8200の純増を記録したが、PHSが5万600の純減となったため、全体では4万2400の純減となった。同社は「今後も厳しい競争環境が続くと思うが、新しいスマートフォンの投入などいっそうの販売強化を図り、ウィルコムの優位性を生かした市場開拓を推進したい」とコメント。ウィルコムは1月に「HYBRID W-ZERO3」の発売を予定しており、同モデルでの巻き返しが期待される。
 あわせて、UQコミュニケーションズの12月時点での累計契約数が6万3600と発表された(11月時点の累計契約数は2万1700)。同社の2009年度の契約数は、四半期ごと(9月末、12月末、3月末)公表されており、次回は2010年3月末の契約数が発表される予定。



Samsung、手書き機能つき電子書籍リーダーを発表
 Samsung Electronicsは1月6日、同社初の電子書籍リーダーを発表した。専用スタイラスを使った手書き機能も備えている。
 6インチディスプレイ搭載の「E6」と、10インチの「同E101」の2機種を発表。専用のEMR(電磁誘導方式)スタイラスで画面上にメモなどを書き込むことができる。バックライト不要の電子ペーパー技術を採用するため省電力で、4時間の充電で最大2週間使えるという。
 Wi-Fi 802.11 b/g、Bluetooth 2.0をサポートし、ワイヤレスでコンテンツをダウンロードしたり、ほかのデバイスと共有することができる。Googleとの提携により、Googleブックで提供される電子書籍を利用できる。
 価格はE6が399ドル、E101が699ドル。2010年初めに発売される。



書籍のデジタルアーカイブ、政府主導で著作権の補償制度を検討へ--文科省副大臣が表明
 米Google書籍全文検索データベース問題など出版物のデジタルアーカイブ化に対して、文部科学省の中川正春副大臣は国内で著作権の補償をある程度制度化していく方針を表明した。
 中川副大臣は、1月6日に行われた記者会見で、国会国立図書館による蔵書のデジタルアーカイブ化構想に対してすでに出版界側と協議を進めていることに触れ、「民間同士による協議でなく、政治主導で権利調整を図りシステム化していくことが必要」との意思を表明。政府が中心となり、著作権の補償制度を検討していく意向を明らかにした。



09年の輸入車販売、17年ぶり20万台割れ
 日本自動車輸入組合が8日発表した2009年の輸入車メーカーの国内新車販売台数は、前年比18・6%減の17万8527台となり、1992年の18万4615台以来、17年ぶりに20万台の大台を割った。
 消費不振で高級車離れが加速したうえ、政府のエコカー減税や買い替え補助の恩恵を受けられなかったことが響いた。
 ブランド別では、独フォルクスワーゲン(VW)が16・7%減の3万7925台で、10年連続のトップ。次いでBMWが19・1%減の2万9090台、メルセデス・ベンツが22・3%減の2万8740台と独勢が続いた。
 モデル別では、昨年9月に新型車「ゴルフGTI」が発売されたVWのゴルフシリーズが2万1413台で、7年連続のトップ。BMWの3シリーズが1万4042台、同じくミニシリーズが1万1002台と続いた。



Amazon.co.jp、全商品配送料無料に 3月31日まで
 アマゾンジャパンは1月8日、Amazon.co.jpで実施している配送料無料キャンペーンの対象を全商品に拡大した。3月31日まで。
 昨年9月、楽天ブックスに対抗して書籍の送料無料キャンペーンをスタートし、11月にはCD、DVD、ゲームソフト、PCソフトに拡大。新たに、家電や食品、文房具などを含む全商品に広げた。
 楽天ブックスは2月1日まで送料無料キャンペーンを実施している。
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