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ソニエリ「Xperia」発表の舞台裏(COLUMN)
 NTTドコモは1月21日、グーグルの携帯向けOS「アンドロイド(Android)を搭載したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのスマートフォン「Xperia」を4月に投入すると発表した。久々にソニー・エリクソンがNTTドコモに帰ってくる。
 昨年11月に世界に向けて発表されたソニー・エリクソン「Xperia X10」。その後、NTTドコモの山田隆持社長が導入に前向きな姿勢を見せていたが、ようやく正式に4月に発売されることが明らかにされた。
■山田社長が自信を見せた仕様
 OSはAndroidのバージョン1.6を採用。画面は4インチ(480×854ドット)でCPUには米クアルコムの「スナップドラゴン」(駆動周波数1GHz)を搭載する。山田社長がアップルの「iPhone」と比べて「ハードとソフトの両方でXperiaのほうが勝っている」と自信を見せた仕様だ。
 NTTドコモは端末が発売される4月から「ドコモマーケット」と呼ばれるスマートフォン向けのアプリケーション配信サービスを開始する。さらにこれまで別々だったiモード端末用「パケ・ホーダイ ダブル」とスマートフォン向け「Bizホーダイ ダブル」というパケット料金プランを統合し、1枚のSIMカードでiモード端末とスマートフォンのどちらを使っても、5985円の上限で収まるようにした。
■メーカーブランドを前面に
 実はNTTドコモは、昨年秋にこれに関連した機構改革を実施している。これまで法人向けが中心だったスマートフォン部隊を大幅に拡張して「スマートフォン事業推進室」を新設し、一般ユーザー向けの商品ラインアップと位置づけ直したのだ。「このままじっとしていてはスマートフォン市場を他社に押さえられてしまうという危機感から、攻めの姿勢に転じることになった」(NTTドコモ関係者)
 iモード端末を開発していた人材も投入するなど、開発面でもこれまで手薄だったスマートフォンを強化する舵取りをした。その第一弾商品ともいえるのが今回のXperiaだ。
 21日の製品発表会では、山田社長が自ら製品概要の説明を行った。しかも、従来の製品発表はドコモが前面に立つのが当たり前だったが、Xperiaではメーカーのブランドを表に出してアピールするという異例の扱いだった。
 NTTドコモはこれまでスマートフォンを4つのシリーズ(スタイル、プライム、スマート、プロ)のうち「プロ」に位置づけていたが、Xperiaはそのどこにも属さない。Xperiaという1つのブランドとして独立させた格好で、当然のことながら製品カタログなどでは「Xperia」というブランドネームで呼ばれることになる。
 型番は従来のパターン通り、「SO-01B」と付けているが、ほとんど表には出てこないという(ちなみにソニー・エリクソンは海外では「Xperia X10」という製品名を使っているが、ドコモでは「X10」を省略した)。
■ドコモのロゴマークは背面に
 では今後、NTTドコモが海外メーカーの独自ブランドのスマートフォンを導入する場合、どうするのか。ドコモとしてもまだ社内で検討中だが、プロシリーズではなく、Xperiaと同じ扱いにする方向にあるようだ。
 一昨年、鳴り物入りで導入したNTTドコモの「4つの商品カテゴリー」だが、当時から懸念されていたように、やはりその分け方には無理があったようだ。4シリーズに加えて、すでに「らくらくホン」という別カテゴリーも存在するし、そこに今度はメーカーブランドのスマートフォンも加わった。プライムシリーズのなかにプロシリーズのような機種も混ざるなど、シリーズ構成の綻びが目立ちつつある。
 NTTドコモの端末は通常、同社のロゴマークを目立つところに付けているが、Xperiaでは背面にシールのように貼り付けられているだけだ。「本来は前面にロゴマークを入れたかったが、残念ながら『フロント部分のデザインは変えたくない』と、ソニー・エリクソンに断られてしまった」(NTTドコモ関係者)
 折衷案として、海外モデルでは「Xperia」と表記されている部分にNTTドコモのロゴとSO-01Bという型番を付けることになったという。ソニー・エリクソンからみれば、Xperiaはそれだけ思い入れの強い商品なのである。
■日本ユーザーに配慮した使い勝手
 NTTドコモの山田社長は「いままでのスマートフォンは、ITリテラシーの高い人が購入していた。一般のユーザーは興味はあってもなかなか購入に踏み切ってくれなかった」と語る。今回のXperiaは、そうした一般ユーザーが手にとりやすいような使い勝手に仕上がっているように思う。
 まず日本語入力では、ソニー・エリクソンが独自開発した「POBox Touch 1.0」というシステムを採用した。予測変換に強く、次に押す可能性が高いキーを自動的に目立たせて表示するなどの新機能を盛り込んでいる。
 交流サイトなどのアカウントを登録できるようにして電話帳を再定義したともいえる「TimeScape」は、米系の「Facebook」「Twitter(ツイッター)」に加えて、日本の「mixi」にも対応させた。
 Android端末は豊富なアプリを追加できるのが魅力だが、グーグルが運営するアプリ配信サービス「Android Market」は英語と日本語が混在し、ほしいアプリが見つけにくい。使い勝手はお世辞にもいいとはいえない。NTTドコモが自前で開設するドコモマーケットは、当初は100本程度のアプリを用意して選びやすくするという。
 ただ、ドコモ独自のアプリ配信サービスといっても、開始当初はAndroid Marketをベースにした抜粋版に過ぎない。有料アプリを購入するには、「グーグルチェックアウト」というグーグルに代金を支払うための設定が必要だ。NTTドコモによる課金回収代行は2010年中にスタートさせる予定という。
■iモードメールの自動送受信も年内対応
 Xperiaは、音楽配信会社「レーベルゲート」と連携して同端末で音楽を購入できるようにもした。日本の特に若いユーザーはケータイで着うたフルを購入するのが一般的になっているだけに、Android端末でも購入できるようにしたことは評価に値するだろう。
 アップルのiPhoneには「iTunes」という音楽配信があるが、邦楽に強いレーベルゲートを味方につけたのは追い風といえる。iモードメールの自動送受信はまだできないが、山田社長は「年内には対応させたい」という。
 発表会見場にいた複数のドコモ担当者に話を聞いたが、いずれも「今年はスマートフォンがさらに面白くなる」と自信に満ちたコメントをしていたのが印象的だった。ソニー・エリクソンを筆頭に、日本市場のニーズにあったスマートフォンが相次いで登場することは間違いだろう。本気になったNTTドコモが日本の携帯端末をどう変えるか、期待が高まりそうだ。 



グーグル携帯向け金融サービス続々 ソニー銀、三井住友銀が提供
 金融機関が、NTTドコモが4月に発売する米グーグルの基本ソフト(OS)を搭載した高機能携帯端末「エクスペリア」向けのサービス提供に早くも動き出している。
 インターネット専業のソニー銀行は、グーグルのOS「アンドロイド」に対応したアプリケーションソフト「MONEYKit-PostPet カンタンおこづかいメモ」を4月から提供する。
 おこづかいの使い道を「化粧品」や「食事」など、用途ごとに分類して管理できる。ダウンロードは無料。
 メガバンクの先陣を切って、三井住友銀行は、エクスペリアと米アップルのアイフォーン向けのサイトを4月に開設する。サイトでは、三井住友銀行の店舗の検索などができる。エクスペリア向けには、使用できるATM(現金自動預払機)の設置場所を検索するアプリケーションソフトも提供する。
 パソコンや携帯電話を使って銀行取引ができるモバイル・バンキングの利用者は増加しており、今後、パソコンと携帯の中間に位置するスマートフォン向けの決済サービスも登場しそうだ。



アップル製タブレット、家族間での共有を想定か--WSJ報道
 The Wall Street Journal(WSJ)は米国時間1月20日、うわさされるApple製タブレットに関する新たな情報を消息筋の話として報じた。WSJによると、同タブレットは、家族間での共有が想定されているという。また、WSJは、Appleが同タブレット向けに、内蔵カメラで個人を自動的に認識する機能を実験してきたことも報じている。



Twitter、新規登録時のおすすめ機能を強化
 米Twitterは1月21日、アカウント作成時の手順を改良し、フォロー相手を見つけやすくしたと発表した。フォロー相手を登録しやすくすることで、新規ユーザーの継続利用を増やす狙い。
 これまでのアカウント作成プロセスでは、ユーザー名などを入力するとTwitter側で選んだおすすめユーザーの一覧が表示されるだけだった。新しいデザインでは、フォロー先を探す方法を3つの段階に分けた。
 ユーザー名入力などを入力すると「興味のあるソースを探す」というページに移る。最初のステップ「おすすめ」で、「仕事」「音楽」「スタッフによるピックアップ」などおすすめのアカウントをカテゴリ別に選べるようになった。現在カテゴリが用意されているのは英語版のみだが、日本語公式ブログによると、今後日本語版でも英語版同様のカテゴリを拡充していく予定だ。各カテゴリのアカウント一覧はアルゴリズムに基づいて頻繁に更新される。
 おすすめアカウントの次のステップ「友だち」では、Gmail、Yahoo!メール、AOLメールの自分のメールアドレスとパスワードを入力すると、アドレス帳に登録しているメールアドレスのうち、Twitterを使っている相手の一覧が表示される。
 最後の「みんな」では、企業名や氏名などを入力することでアカウントを検索する。



公式RT、Twitter日本語版にも搭載
 Twitter日本語版に1月22日、他人のツイート(つぶやき)を自分のフォロワーにも伝える機能「リツイート」(RT)が公式に搭載された。英語版で搭載済みの機能を、日本語版にも広げた。PC版のみ。
 各ツイート右下に「リツイート」メニューを設置。クリックすると「フォロワーにリツイートしますか?」と確認画面が表示され、「はい」を押すと、そのツイートがフォロワーのTLにも載る。
 RTされたツイートには、IDの前に専用アイコンが付き、「○人がリツイート」と表示。自分がRTしたツイートの右下にある「元に戻す」メニューを選べば、RTを外し、フォロワーのTLから消すこともできる。



年金マネー、アジア投資 インフラ整備800兆円に的
 日本の企業年金や保険などの運用資金をアジアのインフラ事業に投資する枠組みが動き出す。野村証券は近く、タイの港湾プロジェクトに投資するため、数億ドル規模の基金を組成し、厚生年金基金や生命保険会社から資金を募る。政府は貿易保険で基金が事業に投資する際のリスクをカバーすることで後押しする。アジアのインフラ関連の資金需要は2020年までに約800兆円に上る。アジアの高成長を資金運用を通じて日本に取り込む試みだ。
 新たに組成した基金が港湾整備に投資する。その際、基金は独立行政法人の日本貿易保険が扱う海外投資保険に入り「カントリーリスク」を回避する。投資先の政変や予期せぬ政策変更など、通常の事業リスクと異なる理由で事業が立ちゆかなくなっても、損害をカバーできる。基金は投資家に港湾使用料などの収入を配当として還元する。



グーグル、PC版と同様にモバイル検索機能を拡充
 グーグルは1月20日、携帯電話向けのウェブ検索サービスで、検索を使いやすくする「検索ツール」を提供開始した。
 検索ツールは検索結果を指定した期間でフィルターしたり、検索結果と一緒にウェブページ中の画像を表示したりできる機能。グーグルではこれまでPC向けにのみ同機能を提供してきたが、今回、携帯電話からも利用できるようになった。
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